【時短】山里亮太さんが「激アツ」と太鼓判！市瀬悦子さんの「ごろごろ新じゃがと牛肉のみそごはん」

    じゃがバター、煮物、フライドポテト…ホクホクで皮ごとおいしく味わえる旬の新じゃがいも、みなさんはどんなメニューがお好きですか？

5月20日、南海キャンディーズの山里亮太さんと宇賀なつみさんが司会を務める人気テレビ番組『土曜はナニする！？』のコーナー「予約が取れない10分ティーチャー」に料理研究家の市瀬悦子さんが出演。

番組の特集テーマは「春野菜が主役！失敗知らずの炊き込みベジごはん」！

4月28日発売後、大反響をいただいて、一時Ａｍａｚｏｎでは在庫切れが続き、発売から1か月経たずに重版が決まった人気の新刊『炊飯器まかせで野菜がもりもり食べられる　炊き込みベジごはん』から旬の春野菜が主役のメニューをいくつか作って紹介しました。

スタジオゲストのHiHi Jets井上瑞稀さん、山本彩さんをはじめ、全員が試食して盛り上がったメニューが「ごろごろ新じゃがと牛肉のみそごはん」でした。炊き上がりの映像をモニターで見たMCの山里亮太さんは、「もう、これ、めちゃくちゃおいしいやつでしょ！！激アツだよ、激アツ！」と声を上げ、試食前から太鼓判。今回はこちらのレシピをご紹介します。

◎皮ごとホクホク新じゃが

なんとお米2合に対して新じゃがいもを６個入れちゃいます。野菜もりもりですね！
「新じゃがは皮が薄いのでめんどうな皮むきをしなくてOK！皮付きのまま使います」と市瀬さんが解説。皮ごと使うからこそ味わえる新じゃがのホクホクとした野性味がたまらない一品です。

今回、番組では「だし」を使わないメニューをピックアップ。
こちらのメニューでは、だしの代わりに、炊き込みごはんでは珍しい「みそ」を使います。
みそは溶けにくいので、あらかじめ他の調味料とよく混ぜ合わせてから炊飯器に入れるのがポイント。

さらに、今回はアレンジの隠し味としてマヨネーズをプラス。
「みそだけでもコクが出ておいしいのですが、マヨネーズはコクの塊なので、より濃厚な仕上がりになります」と市瀬さんが話すと、スタジオの山里亮太さんから「コクの塊って素敵な響きよね！」とすかさず合いの手が入りました。

スタジオの全員が試食した「ごろごろ新じゃがと牛肉のみそごはん」
HiHi Jetsの井上瑞稀さんは、「めちゃくちゃおいしい！！！味がしっかりしてる」とコメント。
シンガーソングライターの山本彩さんは「だしを使わなくてもちゃんとおいしくできるんですね！」と
目を見開いていました。

アンガールズ田中卓志さんとダイアンの津田篤宏さんは得意のギャグでおいしさを表現。

MCの宇賀なつみさんは「おいしい♪おこげがまたたまらないですよね～」と、隣の山里さんと
大きく頷き合っていました。

◎具材を入れる順番がポイント！

番組のなかで、市瀬さんはおいしく炊くポイントとして「具材を入れる順番」を挙げました。

新じゃがを先に入れて、その上に塩で下味をつけた牛肉を重ねるように広げて入れることで、炊飯中に上から牛肉の旨味がシャワーのように新じゃがとごはんに降り注ぎ、旨味が全体に浸透していきます。

炊飯器をパカッと開けた瞬間に新じゃがのホクホクした見た目とみそでほんのり染まったごはん、
混ぜ込んだときに底から出てくるちょうどいいおこげになんとも食欲をそそられます。

収録にきた男性スタッフたちも大絶賛！ボリューム満点でおかずいらずの1品です。

◎炊飯器まかせの時短料理「炊き込みベジごはん」

お待たせしました！番組でも盛り上がった「ごろごろ新じゃがと牛肉のみそごはん」の作り方を
書籍『炊飯器まかせで野菜がもりもり食べられる　炊き込みベジごはん』より、ご紹介します。

炊飯器調理ならでは新じゃがのホクホクとした甘み、皮の野性味、牛肉の旨味がしみた絶品炊き込みベジごはんをぜひご堪能ください♪

新じゃがは皮をむく必要がなく、洗ったら皮ごと４つ割りにするだけ！これも忙しい日には嬉しいポイント。調理時間はわずか5分ほど。忙しい日や疲れた日でも、具材を切って、お米と調味料と一緒に炊飯器へ！スイッチを入れたらあとは待つだけ！ほったらかし~♪です。

炊きあがりを待つ間に、自分のための時間を作れるのは嬉しいですね。
とっても簡単に作れる手軽なごちそうです。

ちなみに、書籍のなかではマヨネーズを入れないレシピでご紹介。担当編集の私は、実はこちらのお味の方が新じゃがの味がガツンとダイレクトに感じられて好みです。コクやまろやかさをプラスしたい人は番組で紹介したマヨネーズを入れたバージョンもお試しください♪

◆ごろごろ新じゃがと牛肉のみそごはん◆

【材料（４人分）】

米…2合

新じゃがいも…小６個（300ｇ）

牛こま切れ肉…200ｇ

塩…小さじ１/４

A
みそ…大さじ２
みりん…大さじ２
塩…小さじ１/４
マヨネーズ…大さじ１　（※お好みで。無しでもOK）

【作り方】

①　米は炊く30分前に洗ってざるにあげておく。新じゃいもはよく洗い、皮つきのまま4つ割りにする。牛肉に塩をふる。

②　炊飯器の内釜に米、あらかじめ混ぜておいたAを入れ、2合の目盛りまで水（分量外）を入れて混ぜる。新じゃが、牛肉順に重ねて広げ入れ、炊飯する。

③　炊き上がったらざっくりと混ぜる。

【調理のPOINT】
・みそは溶けにくいので、あらかじめ他の調味料とよく混ぜてから内釜に入れてください。
・野菜などの具材を内釜に入れた後は混ぜないようにしましょう。炊きムラの原因になります。
・①で米をざるにあげておく際、ざるの側面に沿わせ、中心をくぼませるのがポイント。ざるにあげておくことで米が水分を吸収し、その後に加える調味液もしみ込みやすくなります。（下：写真参照）

『炊飯器まかせで野菜がもりもり食べられる　炊き込みベジごはん』には他にも、食べ慣れている野菜の新たなおいしさ、魅力に出会えるレシピを70掲載。春夏秋冬、季節別に旬の野菜が楽しめる構成で全51種類の野菜が登場します。また、主婦と生活社 料理編集部の公式アカウント＠ryourinohonでは、書籍の人気レシピ公開も定期的に行っております。ぜひチェックしてみてくださいね♪

撮影／豊田朋子