時にはワークシャツ

ご無沙汰しております。「HACHITEN（ハチテン）」の佐藤加奈子です。
今日、明日、明後日の３日間、ちょっと先どりして秋モノのご紹介をします。よろしくお願いいたします。

さて、突然ですが質問。
古着っぽいワークシャツが着たいけれど、今は似合わないから…ってあきらめたことありませんか？ 私はあります。古着っぽい無骨なワークシャツを、時には着たくなるんです。でも、今の自分には似合わないな…ってあきらめていました。だって、本当の作業着みたいになってしまうから…笑。

ハードすぎず、古着っぽい風合い、そしてコーディネートしやすいワークシャツどこかにないかな…そう思い続けて数年、なかなか見つからないので、「ハチテン」で作りました。名付けて「時にはワークシャツ」。しかも欲張って2型。写真左が佐藤の希望を叶えたタイプＳ、右がスタッフ・アダチの希望を叶えたタイプＡです。そう、サトウのＳとアダチのＡです。（このコーディネートで着たのは、タイプAです）

タイプＳ、Ａ共通してこだわったのが、アームホールと袖巾（上の写真は、２枚ともタイプSです）。素敵なシャツって肩と腕まわりの幅が細いことが多いんです。確かにそのほうがキレイに見えます。わかります。でもね、キレイに見えるより着ていて楽なほうが有り難いお年頃。オシャレ着としてはもちろん、普段着としても使いたいんですよ。だから、思いきってアームホール、袖巾を太くしました。おかげで、スッキリ見えるのに動きやすいシャツに仕上がりました。

タイプＳ、Ａ共にストライプ一色のみ、少し古着っぽい加工のストライプ。どんなコーディネートにも合わせやすいようにバンドカラーにしました。生地と同素材のボタンです。

写真左のタイプＳは肩幅、身幅、丈がレギュラーな感じです。右のタイプＡはドロップショルダー、身幅は広め、前後差のある丈です。その他にもボタンの配置、背中のデザイン、ポケットの大きさなどを、タイプＳ、Ａで変えて遊んでみました。どこが違うのか探してみてくださいね。

甘めの服、かわいい服に足して甘辛コーディネート。これだったら気負わずにかわいい服が使えますよ。

セットアップ服の下にコーディネートするのも良いですね。カジュアルダウンさせるアイテムとしてお使い下さい（上の２つのコーディネートで着用したのは、どちらもタイプSです）。

いかがでしたか？ このシャツに限らず、時にはワークテイストのアイテムを使って、コーディネートの変化を楽しんでみてくださいね。

モデル・文 : 佐藤加奈子
撮影 : 安達貴子

時にはワークシャツ ¥14,000+tax

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