おしゃれな大人の習慣♯3 クロゼットの卒業式は定期的に

特集【おしゃれな大人が実は! している小さな習慣】
2020.12.21

先日発売された『おしゃれな大人が実は! している小さな習慣』の中から、気になる習慣の一部をピックアップしてお届けしているこの小特集。前回の「お買い物」編に続いてご紹介するのは「手放し方」の習慣です。みなさんどのように手元に残すかどうかを見極めているのでしょうか?

着られなくなった服、出番が少なくなってきた小物……。整理しない限り、増えていく一方のクロゼットの中身。果たしてみなさんどうしているのでしょう? もっと使ってくれそうなまわりの人に譲る、チャリティやリサイクルに出す、思い切って“断捨離”する……。お別れの仕方も、さまざま。そこには、それぞれのおしゃれ哲学が表れているようです。いずれにしても、折を見てきちんとクロゼットを見直すことが大切。そうすることで、また新鮮な感覚でおしゃれが楽しめるはずです。

こう語るのは、40年以上にわたってフードやインテリアのスタイリングをはじめ、店舗・商品開発にも携わってきたスタイリスト・chizuさん。まだ使えるし……なんて思ってしまいがちな洋服類ですが、「本来の色が損なわれたとき」に買い替えるというジャッジの仕方は、非常に明解ですよね。

こちらは『大人になったら、着たい服』や『暮らしのおへそ』の編集ディレクターとして活躍するライターの一田憲子さん。いったん「仮置きボックス」に入れることで、気持ちの上でもきちんと納得してから物とお別れできそうです。

そして、YouTube「ミランダかあちゃんねる」も大人気のブランドプロデューサー・ミランダかあちゃんこと、輪湖もなみさんが服を手放すときの基準とは?

「流行の大きな流れから考える」という習慣は、大手アパレルメーカーで長年勤務していたファッションのプロならでは。ずっと手元に置いておきたいマイヴィンテージ的なアイテムは別にして、5~10年を目安として見直していくというルーティンは、手放すのにエイッと勇気のいる大物についてジャッジするのにも、とりわけ役立ちそう。

2008年に渡米し、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活躍するコラム&エッセイストの上野朝子さん。「以前は似合っていたけれど、今はもう似合わない服」、たしかにありますね……。手放せないのは、それを着ていた若かりし(⁉)ころの記憶なのかもしれません。お別れする寂しさも「卒業」ととらえると、前向きな気持ちになれますね。

着こなし上手20人による全196通りのルーティンをご紹介している『おしゃれな大人が実は! している小さな習慣』では、ほかにもたくさんのヒントが見つかりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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illustration:福士陽香 

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