～「nagaya.」よりvol.5 ～

「nagaya.」は築50年ほどのトタンの長屋を改装してお店にしていますが、裏に同じような二階建てのトタン長屋がありまして、そこで革のバッグや小物を作る工房を構えているのが「トリトヒツジ」の鳥居たか子さん。

一階部分はギャラリースペース、二階部分は工房としてセルフリノベーション。工房では革小物をつくるワークショップも時々開催されています。

「トリトヒツジ」は「毎日の暮らしによりそう、ちょこっと気分が上がる革のモノ」をコンセプトに、バッグやお財布などをつくられています。

主に使っているのは、東京の墨田区で作られているメイドインジャパンの‟やさしい革”とよばれているピッグスキン（豚革）です。また、麻糸などなるべく自然に還る材料をえらんだり、革を手染めしたものを使用したりとこだわった物作りをされています。

ピッグスキンは牛革より軽く通気性があり、鳥居さんのバッグの特徴はまさにこの軽やかさ（レザーもデザインも！）にあります。「布バッグだとカジュアルすぎるけど、レザーバッグだとちょっとかっちりしすぎている」というシーンにもぴったりなバッグなのです。そのため、徳島では鳥居さんのバッグやお財布のファンが多く、色違いや形違いでお持ちの方もいらっしゃいます。

ここで、数種類「定番」のバッグをご紹介させていただきます。

トリトヒツジトート　￥22,000（税込）

こちらは鳥居さんが革小物を作り始めた初期の頃から作っているモデルです。マチが大きくたっぷりと荷物が入ります。使っていくうちに、色が深まって個性が出てきます。

ミニバッグ　赤／黒　￥9,000（税込）

携帯やお財布、ハンカチ、お化粧ポーチくらいが入る小さめバッグです。バッグインバッグとしてもお使いいただけます。一枚仕立てのリバーシブルのデザインですので、裏側はスエード調で少し毛羽立った風合いなので秋冬に、つるっとした方は春夏にと使い分けもできます。

バケツトート（写真左から）Ｍ ￥20,000、Ｓ ￥17,500（ともに税込）

底が丸いバケツのような形にちょこんと可愛い持ち手のついたトートです。Sサイズはミニバッグと同じくらいで携帯やお財布、ハンカチ、お化粧ポーチなどを入れるのにぴったりのサイズ感です。少しフォーマルな場にもお使いいただけます。

バッグは基本は年に数回のオーダー会でお好きな形とレザーの色を選んで作る、というスタイルですが、現在「STORES」でもセミオーダーで受注できるよう準備中とのことです。納期は１〜２か月程です。ぜひご覧ください。

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