ヘアスタイルがおしゃれの決め手! #1 鵜飼弘子さん
「暮らしとおしゃれの編集室」が発行する『大人になったら、着たい服』では、私たち編集スタッフが「あの人、素敵!」と感じた方のリアルな着こなしをそのままご紹介しています。今週、発売予定の ’16-‘17秋冬号で、12冊目。延べ200人以上の方を取材してきました。10冊目を作るころだったと思います。「素敵!」と感じる人は、みなさんヘアスタイルが実に格好いいことに気づきました。そこでこの春に発売したのが「大人のヘアスタイルBOOK」。”大人服”で人気の先輩方に、ヘアスタイルについて教えていただきました。
夏から秋へ、おしゃれとともに髪形をリフレッシュさせたい! そんな方に向けて、今日から5日間、「大人のヘアスタイルBOOK」の内容の一部をご紹介します。白髪が増えたり、ボリュームがなくなったり。歳を重ねるという変化を受け止めて、今の自分を生かすから格好いい! 素敵な人の髪形からヘアスタイルのヒントをぜひ、見つけてくださいね。
まずは「大人になったら、着たい服」でも、絶大な人気を集める、愛知・蒲郡のセレクトショップ「サスコン」オーナーの鵜飼弘子さんのお話から──。
#1 クセ毛を生かした大人のショート 鵜飼弘子さん
20代のころ、映画『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグに憧れショートヘアに。50年近く同じスタイルです。クセ毛なので、パーマはかけずにカットだけ。「洗いっぱなしで、手ぐしでもサマになるんです。だからドライヤーもブラシも持っていないんですよ」と笑う鵜飼さん。
50代から黒く染めるのをやめ、少し金髪っぽくした時代を経て、今は色は入れていないそう。「フィッティングでお客様の足元にしゃがむと、見下ろされることが多いんです。染めた根元から白髪が見えると目立つので、真っ白なほうがいいかなと思って」
ショートヘアのグレイヘアは、今や鵜飼さんのおしゃれに欠かせないトレードマークです。
『大人のヘアスタイルBOOK』より抜粋
撮影:和田直美 取材・文:一田憲子
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