革の端切れで作られた、曽田耕さんのCrPW(パッチワークバッグ)
~フーコより vol.18~
昨日に引き続き、曽田耕さんのパッチワークバッグをご紹介したいと思う。
今回納品していただいたCrPWは私も実際に手伝わせてもらった。昨日ご紹介したNPW(パッチワークバッグ)よりもまたさらに小さな革の端切れを組み合わせて出来たパッチワークバッグである。
フーコ用に作ってみる?とお声掛けくださったので、早速取り組んでみることにした。作業は簡単。好きな革をどんどんはっていけばいいのである。仕上げに曽田さんがミシンをかけてくれるからだ。ベースの革がすでにはってある状態でお預かりした。さて何色を貼っていくか。
私の中では秋色っぽく組み合わせてみたつもりだ。長さはショルダータイプの1型の展開。私も数年前に購入したものをずっと愛用しているがショルダータイプは背負うと自分の体に擦れていい感じにツヤが増し、いい感じに色が変わってくる。こちらも個性的なバッグに見えるが、カジュアルな格好であれば、どんなコーディネートも選ばない感じである。いつもノートパソコンを持ち歩いているのでA4サイズがすっぽり入る点もお気に入りの理由の一つだ。
際限なく組み合わせられる革のパッチワーク、材料にも模様にも際限がない。ただ仕上げのミシンを入れてみると意外と自分が考えた配色と曽田さんが考えた配色の印象にさほどの大差がないのが不思議。よっぽど、一色とか絞ったら違う見え方になるのだろうが、マルチカラーの組み合わせではモザイク模様のように全てが調和する。
これもまた曽田さんならではの柔軟な発想から生まれた作品の一つである
CrPWカバン ¥13,000(税込)
*作品は全て1点ものです。
東京都台東区寿1-20-11
TEL:03-5830-2355
営業時間:12時~19時
不定休
※営業日はこちらのカレンダーをご確認ください。
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