Home>暮らし>【香菜子さん連載】vol.10　冬休みは、まったり家ごもり【前編】

【香菜子さん連載】vol.10　冬休みは、まったり家ごもり【前編】

香菜子さんの、日々にピタリなもの

2016.12.20

香菜子さんと一緒にマンスリーでお届けしている連載「日々にピタリなもの」。香菜子さんが実際に使って、着こなして、楽しんで、心から「こりゃあ、いい！」と絶賛したものを、ご紹介していますー。

****************************************
みなさん、今日発売の『香菜子さんの服えらび。』はもうお手にとっていただけましたか？「すぐ真似できるワザがいっぱい！」と反響をいただいています。ぜひご覧くださいね～。

さてさて記念すべき連載第10回のテーマは、家にこもってのんびり楽しむ冬休み。毎年実家に帰って、“普段はできないこと”を楽しむのが香菜子さんスタイルです。

２、３泊なら、このくらいの大きさのバッグで出かけてしまうことも。荷物は最小限です。

そして、必ずバッグにしのばせるのがネイル。いまのお気に入りは、できる限りナチュラル由来のものから作られた「キュアバザー」のピスタチオグリーンとレザーブラウン。

家事をしているとどんどん剥げてきてしまうけれど、実家ではお母さんに甘えてちょっと主婦業を休ませてもらえるので、ネイルを思う存分楽しめます。お母さんやお姉さんにも塗ってあげると喜ばれるそうですよ。

ちなみに、香菜子さんのネイルが剥げてしまう瞬間第１位は洗濯物を取り出すとき！右手の爪先から悲しい感じになってしまうのだそう（笑）。

スキンケア類は旅行用のものではなく、毎日使っているものを持って行きます。オーガニックコスメ「SHIGETA」の化粧水やオイルは、小さめサイズなので持ち運びにも重宝。

それから、帰省中にすることといえば読書！普段はベッドに入ってうつらうつらしながら読むことが多いのですが、こういう時間がたっぷりとれる冬休みにこそ、読んだことのないジャンルの本を集中して読んだり、お気に入りの本を読み返したり。

特に、大好きなイタリアの美術家ブルーノ・ムナーリの本は、何十回も読み返しています。

この冬、読破予定の『思考の整理学』。読み始めたら「へ～、なるほど～、面白い！」と感じるポイントがたくさんで、この本の著者、言語学者の外山滋比古さんの本をほかにも探してみようと思っているところ。

本だけでなく、新聞をじっくり読めるのも冬休みならでは。実家ではもちろん、家でも１日１時間くらいかけて読み込むそう。

「いつも、見出しをささっと追って、興味のある記事だけをピックアップして読むくらいなのですが、お休みの日は腰を据えて、それこそ隅から隅まで目を通すんです。そうすると、いつもは素通りしてしまう面に『こんな面白い連載があったの～？』なんて発見があったり、『このことは自分なりにもう少し調べて理解を深めなくちゃ』といった学びがあったり、とても新鮮で……」

新聞はいつでもさっと読み始められるよう、ダイニングに置かれたチャーチチェアの聖書入れボックスに入れています。