【自分を知った大人服】 翻訳者 遠藤智恵さん vol.1
大人になったら、着たい服
2016.12.27
いくつになっても
心がときめく服を着ていきたい
織り、染め、刺しゅうなど素材やディテールにこだわった服を見ると胸がキュンとして、つい手が伸びちゃうんです」と笑う遠藤さん。
おしゃれに目覚めたのは、小学生のころ。漫画のアイビールックに心ときめき、お母さまにおねだりした紺のブレザーにチェックの巻きスカートでさっそうと学校に通っていたそうです。
「好きな服だと、どこへ行くのも楽しい。昔から同じです(笑)」
お祖母さまやお母さまの影響で編み物を始めたのもこのころ。手袋やマフラー、カウチンセーターを編むほどのめり込みました。そんなおしゃれと編み物好きな女の子は、大学時代にあるブランドと出会います。
「雑誌で見た『45rpm』(現『45R』)の服にかわいい! って衝撃を受けて。バイトでお金を貯めてはお店へ。毎回、選びに選んで一枚だけ買う。それをいろいろに着まわしていました」
photo:和田直美 text:森有貴子
『大人になったら、着たい服 16-17秋冬』より抜粋
Profile
遠藤智恵
Tomoe Endo
大学の英文科卒業後、都内のホテルに入社。その後、外資系ホテルに転職。社内で英文翻訳業務などに携わったことがきっかけとなり、フリーランスの翻訳者に。主に海外のスポーツニュース翻訳を手がけている。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。