夏の必需品・黒トップスの着回し

おしゃれさんコーディネート
2023.06.25


こんにちは。南阿蘇の「robin ASO」の土持です。6月最後の投稿となります。

火山活動によってできた「阿蘇カルデラ」。その縁には、ドーナツ状の外輪山が取り囲んでいます。


奥の真っすぐな稜線の山が外輪山です


カルデラ内には約5万人が住んでおり、私たちのお店もそんなの中にあります。

地元のお客様から、7月が近くなると毎年必ず「黒の涼しいトップスを探しているの。」とお聞きするので、今日はそのお話をさせて頂きます。

こちらでは、親類縁者が同じ地域内に住んでいる場合が多いので、夏はお盆にはじまり、自宅での法事のお手伝いが増えるそうです。そんな時に備えて、平服の“黒トップス”を用意しておくと困らない、という訳です。

「せっかくだから、法事だけではなくて、普段にも着たいのだけど・・・。」と着回し方をご相談されることがあります。今日は実際に私がお客様にご提案したものを、ご紹介させて頂きます。

 

<STYLE#1:リネンブラウス>


写真は実際に私が着た場合のイメージです


毎年人気の「MANON」の定番リネンブラウスは、ギャザーやフリル袖が可憐な一枚です。こちらをお選びのお客様には、「法事の時は、上まで全てボタンを閉めて下さい。普段には、第二ボタンまで開けて、首を少し抜いて着るとラフで涼やかになりますよ」とご提案しました。


「evam eva」のリネンパンツですっきりと


加えて、夏の黒を暑苦しく見せない為のポイントとして、3首(首、手首、足首)を見せて抜け感を意識することをお伝えしています。

 

<STYLE#2:涼やか綿ローンブラウス>


ほんのり透け感があります


「STAMP AND DIARY」の黒いブラウスをお選びのお客様。独特な光沢としなやかさ、そして高級感のあるスイスコットンのローン生地を使用していて、「袖丈もあって、きちんと感があるから、手持ちの黒いパンツと合わせるだけで法事にも使いやすい!」と気に入っていただけました。


法事の時はインナーも黒を着るのをお勧めしました


「日常に着回す場合は、“羽織”として使うと、空気をはらんで透け感と軽やかさを楽しめますよ」「ワイドなイージーパンツと合わせたら、こなれた感じになると思います」とご提案しました。

 

<STYLE#3:前開きリネンワンピース>


夏の定番人気「SOIL」のリネンワンピース


「ぱっと着るだけの黒のワンピースが便利ですかねぇ?」というお客様には、前開きリネンワンピースを。「法事の時は、ボタンを全て閉めて一枚でワンピースとして着られますが、普段には羽織としても活躍するので重宝しますよ」とご提案しました。


「パンツと重ね着する場合は、ワイドパンツにすると重くなるので、すっきりとしたパンツで、足元を軽くすると良いと思います」と私。
「パンツは何色が良いですか?」とご質問されたので、『白っぽいパンツも良いですが、あえて茶色はどうでしょうか?渋い色合わせですが、サンダルとバッグで遊びを加えたら、大人っぽい着こなしになると思います!』とお伝えしました。

山の中でお店を営んでみて、私自身、都会では知りえなかったような発見がたくさんあります。まだまだ日々、試行錯誤を繰り返しながら、洋服の楽しみ方を勉強中です。

6月の1か月間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
次回は秋、9月を担当させて頂く予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

<STYLE1>
TOPS:MANON / linen blouse (Black) 
PANTS:evam eva / linen tuck pants(light gray) 
BAG:Agadez marche bag
SHOES:ANTIK BATIK / sandal ※私物

<STYLE2>
TOPS:STAMP AND DIARY / band collar shirts (black) 
PANTS:ARMEN / cotton gauge pants (blue) 
BAG:TAMPICO /DINOSAURE S (galet) 
SHOES:ANTIK BATIK / sandal ※私物

<STYLE3>
ONE PIECE:SOIL / linen one-piece (black) 
TOPS:evam eva / cotton dolman pullover (antique white) 
PANTS:fog linen work / linen pants (brown) 
BAG:Morocco Taza marche bag
SHOES:Sebastian Milano /sandal ※私物

 

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