Daja【DAY_3】夏のおしゃれ・避暑地編「カシュクールドレス」
こんにちは、「Daja(ダジャ)」の板倉直子です。今週は月曜から金曜まで5日間連続で「夏のおしゃれ・避暑地編」をお届けしております。
圧倒的な青々とした深い緑が美しい、絲原家の敷地。黒門を抜けて居宅まで向かう長い通路では、樹齢100年を超える木々が出迎えてくれます。そのおかげで木陰ができ、涼しく爽やかな風が通り抜けます。
今日着ているのは「ソイル」のカシュクールドレス。夏にふさわしい綺麗なグリーンのカシュクールに、同じ生地で作られたギャザースカートを合わせました。
こちらも昨日ご紹介したフリルブラウスと同じ“SUPER FINE VOILE PLAIN”シリーズのボイルコットンで作られています。少し透け感のあるサラリとした肌触りの生地は、歩くたびにまるで風を纏っているようです。
カシュクールとスカートのギャザーを重ねた、ボリュームのある組み合わせですが、生地がとても薄手で繊細なので、広がりすぎずにすっきりとまとまります。旅先ではこんなふうに色やふんわり感を楽しむ、いつもより少し華やかな装いも心が躍りますね。
このカシュクールドレスはグリーンとネイビーの2色展開。丈も10cm違いで2種類あります。
色違いのネイビーは丈の短いほうを選び、パンツと合わせて颯爽と着てみました。
絲原家の庭園はとても広く、散策するたび新たな発見が。水の流れ落ちる滝からは、涼しい風が届き、様々な植物や山野草が季節ごとに訪れる人を楽しませてくれます。
この日のコーディネートは白いタンクトップにリネンのイージーパンツといった、リラックス感のある楽ちんコーデ。その上にカシュクールドレスをひと羽織りして、帽子をかぶると夏のリゾートスタイルの出来上がり。
自然を楽しみながらゆっくり過ごす時には、こんな感じのリラックスした雰囲気もおすすめです。
着物のように左右を重ねて着るカシュクールドレスは、打合せ方によってVの開きの深さを調整することができます。生地の清涼感とすっきりとしたV開きのデコルテ、ウエストの細やかなギャザーなど、エスニックとヨーロピアンのどちらの雰囲気も漂う、独特のスタイルがカシュクールの魅力だと思っています。
絲原家の居宅の奥には「洗心の路」という散策路が続いています。ここは雑木林とせせらぎに囲まれ、耳を澄ますと様々な鳥の鳴き声が聞こえてきます。時には日々の忙しさを忘れ、自然に身を委ねてみるのもよいですね。
明日は「ソイル」のバンドカラーピンタックドレスをご紹介します。
photo:村上伸明
※紹介アイテムは、Dajaオンラインストアにて7/7(金)18時より発売開始
カシュクールドレス
「SOIL」
¥22,000 ( tax in )
他、私物
日々おしゃれのことはもちろん、季節ごとの暮らしの楽しみ方、体や心の整え方などを綴った書籍も好評発売中です。ぜひご覧くださいね。
『明日、ちょっといい私に出会えたら』より
Amazon / 楽天ブックス
Profile
板倉直子
島根県松江市のセレクトショップ「ダジャ」のディレクター。『大人になったら、着たい服』でトラッドを基本にした私服コーディネートが紹介されると、マニッシュな中に大人の女性らしさがあると大評判に。日々の着こなしや暮らしぶりを紹介したインスタグラムも人気。現在は、ファッションブランド「ハンドルームウィメンズ」のディレクションも手がける。著書に『明日、ちょっといい私に出会えたら』『大人のための かしこい衣服計画』『頑張らないおしゃれ』(主婦と生活社)がある。
Instagram @itakuranaoko
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