"メンズウエア”を取り入れるなら、「9:1のバランス」で

おしゃれさんコーディネート
2023.08.06

お久しぶりです。埼玉・川越の「ソコノワ」スタッフの高橋です。
暑さ真っ盛りの夏本番! みなさま、“夏”を楽しんでいらっしゃいますか?

私は、今夏は髪色をグリーンにしてみました! カラーリングは、信頼する美容師さんにいつもまるっとお任せ。さすがに今回、「グリーンはどう?」と提案されたときは尻込みしてしまいましたが、思い切ってトライしてみると、あら不思議。すんなり馴染んできました。川越ではやや目立ってしまう髪色ですが、とっても気に入っています。時には冒険することも大事ですね!

さてさて、8月も毎週日曜日の「おしゃれさんコーディネート」、どうぞよろしくお願いします。

今月は、毎回「ソコノワ」ではおなじみのブランドをご紹介しながら、「メンズウエアをすんなりとコーディネートに取り入れるコツ」をお伝えできたらいいなと思っています。

 


 

今週のメンズウエア

「M53.(エム53)」の

ミリタリーベスト

8月初回の本日は、「M53.(エム53)」。「ミリタリーはモードファッションの源である」という考えのもとスタートしたブランドです。わたしたちが普段着慣れているアイテムとは違ったサイズ感のものやミリタリー要素を含んだものが多く、それがまた新鮮に感じられます。

先日、「M53.」の展示会で、来シーズンのコレクションを見てきました。写真はその時の様子です。



いつも丁寧にお話をして下さる、デザイナーの松下さん。



「M53.」“FIELD VEST”

昨年、連載「今日のひとしな」でご紹介した‟FIELD VEST”。松下さんが最初の写真からサラリと着こなしていらっしゃるのにお気づきでしょうか? こちらは、連載中に反響が大きかったアイテムのひとつで、いまも当店の人気の商品(毎回、入荷したと思ったらあっという間に売り切れ!)です。

今回は、この‟FIELD VEST”を軸に、メンズアイテムを取り入れた着こなしをご紹介します。

 

その1
モノトーンな装いにプラス


「M53.」“FIELD VEST”「HARi」T-SHIRT "NAKAYORK CITY"「MOONSTAR」CHIC INJECTION “BAND LAZY”

グレー×ブラックのモノトーンコーディネートに合わせてみました。同系色なので、違和感なくすんなりと馴染みますね。


スカーフ「R&D.M.Co-」“PARADE SILK SCARF”


「M53.」“TRACK PANTS”「French Bull」“パレットソックス” 

そのままだと少し重めの印象になってしまうので、スカーフと靴下に赤を効かせてポイントに。華やかさが加わっていい感じです。

上品に見えるこちらのパンツ。ミリタリーのドレスパンツがモチーフになっているのですが、なんと、実はジャージー生地! きちんと見えるのに、履き心地は楽ちん。まだまだ暑さが続きますので、体にピタッと張り付くようなパンツは履きたくないですもんね。ゆとりがあるので、寒くなってきたら下にタイツを履いて防寒しても。

その2
女性らしい着こなしをキリリと


「M53.」“FIELD VEST”「M53.」カットTシャツ「SUSURI」“フルッタードレス”「SUSURI」“マキアートソックス” 

モノトーンコーディネートから一転、白とピンクを基調とした、明るいトーンのTシャツ+ワンピースのコーディネートに羽織って。


「REPRODUCTION OF FOUND」“GERMAN MILITARY TRAINER”

女性らしい装いにメンズライクなベストとシューズをプラスすることで、アクティブな印象になるのが分かります。


さりげなくベビーパールのネックレスも。こうしたアイテムは、女性らしさ全開の着こなしに合わせるのももちろん素敵ですが、メンズアイテムとミックスするときにサラリと着けると、“おしゃれ上級者”に見える気がするのは私だけでしょうか!?(笑)

 

本日ご紹介した2パターンのコーディネートは……

【その1】→全体をメンズライクなブラックでまとめて、スパイス的な要素で赤を加える
【その2】→全身は女性らしくまとめて、メンズライクなアイテムで外す

といった、どちらも「9:1バランス」のコーディネート。私は、このバランスでコーディネートを組み立てるのが好きです。同系のテイストや色使いでまとめたスタイルに、外しアイテムをひとさじ、といったところでしょうか。そう難しくはないので、おすすめです。

 


 


今回は、いつもお世話になっている近くのお花屋さんでも撮影をさせてもらいました。【その1】のコーディネートで持っているブーケも作ってもらいましたよ。



「dici peu(ディシプー)」さん、いつもありがとうございます。

それではまた来週、お会いしましょう!

 

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