思い切ったブルーか、安定のブルーか。迷うことも含めて幸せ時間
こんにちは、高知のセレクトショップ「ANOUCK(アヌーク)」の森 厚乃です。
ほんとに、ほんとに、暑い夏でしたが、なんとか、かんとか乗り切った感じです。暑かったことしか覚えてない、そんな23’夏でした。皆さまは、どんな夏だったでしょうか。
いよいよ10月、秋のおしゃれの入り口ですね。店にも、いろんなブランドから秋物が入荷しております。そんな中、当店でもお取り扱いの長いブランド、「オールドマンズテーラー」からは、今シーズン、鮮やかなカラーやプリントのものが多くリリースされています。
今まででしたら、ベーシックなブラックやグレーなどの色をチョイスしていましたが、この秋冬は、この数年のうっぷんもあってか、鮮やかなカラーのものを思い切って選んでみました。その一つが、ブルーです。
ロイヤルブルーのような色は、それだけで主役。色を着る、そんなワンピースは、私自身にとっても挑戦といえる一着です。
製品染めといって、縫製などを終えて製品になった状態で染める手法なので、よく見ると、染めに微妙にムラがあったりします。このブルーのような、はっきりとした色は、マットな発色ではなく、むしろ製品染めのほうがいいように思います。着用し、洗濯を繰り返すことで、少し色が落ちてきて、馴染んでくるのがいいですね。
挑戦してみようかな、でも……と迷う時もありますよね(ポーズが大袈裟、笑)。
まだ迷っている方のために、もうひとつ、ブルーをご紹介。いつもの自分のスタイルに取り入れてみました。
ブルーのニットは、イギリスの老舗ニットブランド「ジョンスメドレー」のもの。あえて、ひざが破れたダメージデニムを合わせてみました。
こちらのニットは、白っぽい糸の混じったメランジ調。詰まりすぎないネックの開き、長めの袖など、バランスがよく、コットンとウールのブレンドなので、秋の始まりにぴったりの一枚です。
ニットもブルー、デニムもブルーなので、パキッとした赤のバッグが映えます。このバッグは色違いで生成り色もありますが、断然この赤を合わせたほうが良かったです。
思い切ったブルーか、安定のブルーか。この秋は、赤のバッグも欲しい……。迷うことも、悩むことも含めてが、幸せの時間。それはいくつになっても変わりません。修学旅行の準備に、胸踊らせたのに似ています。
次回はもう一つ、鮮やかカラーの服をご紹介いたします。よろしかったら、またのぞきにおいで下さい。
ワンピース
R&D.M.CO- GARMENT DYE SMOCK DRESS/blue
バッグ
R&D.M.CO- TOTE BAG(TALL)/red
ニット
JOHN SMEDLEY /river blue
デニム
Chimala/私物
撮影・メイク・ヘアアレンジ:藤岡ちせ(APARTMENT 102.)
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