きちんと見えのレトロジャケット【ハチテンVol.3】

こんにちは、「HACHITEN（ハチテン）」の佐藤加奈子です。特集最終日の今日は、お店の長年の定番「きちんと見えのレトロジャケット」のご紹介です。

「きちんと見え」ということは、キレイめ？ それなら今は不要だな……なんて思っている方いらっしゃいます？ ちょっと待ってください！ 確かにこのジャケット、初めはオケージョン用のつもりで作りました。ただ、なるべく普段使いできるようにと、光沢やラメなどを抑えて仕上げました。

それから一年、使いすぎるほど使っています。別にかしこまった場にたくさん出席していた訳ではありません。自分の想像を超えて、普段からヘビロテできるジャケットになったんです。今回は皆さんにその感動をお伝えする回になります（笑）。

ヘビロテの一番の理由はシルエット。少しワイドめで身幅はストンと下までまっすぐの、ボックス状のシルエットです。日々、カーディガンのように使っています。裏が滑りの良い生地なので、中に着た服と摩擦がなくスルスルする感じ。

ツィード調の生地は濃淡があり、ニュアンスが出るのもお気に入り。そしてカラーがグレーなのも助かります。私はカラーコーディネートに悩んだ時はいつも、何にでも合わせられるグレーに頼っています。「困った時はとりあえずグレー」という合言葉がHACHITENにはあるぐらい。

着丈も55cmと少し短めなので、ボリュームのあるボトムとの相性はバッチリです。
ちなみに、一昨日にご紹介した『きちんと見えのちょっと軽やかワンピース』ともコーディネートできます。

ノーカラーの首元は合わせるインナーで印象がガラリと変わります。だからマンネリ化しないんですよね。

そして一番気になるところはお手入れでしょうか。私は、ネットに入れて中性洗剤でおしゃれ着洗いコース、乾燥機はNG、脱水は軽めに型を整えて干す。こんな感じで洗濯しています。ノーアイロンです。

自分の想定を超えてしまったジャケットのお話、いかがでしたでしょうか？ なんだか嬉しい誤算でした。今後もこんな誤算やワクワクすること見つけたら報告に来ますね。

きちんと見えのレトロジャケット　¥24200 

モデル・文 : 佐藤加奈子
撮影 : 安達貴子

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