大判ストールの重ね着と、襟元のおしゃれ

「cafe zakka gallery FLAG」店主・辻内志乃さんの着こなし

大阪の住宅街に佇む店「フラッグ」を営む辻内さん。小高い丘の上に建つ一軒家を改装したカフェには、作家ものの雑貨や服を扱うショップも併設され、そのセレクトを信頼して通うお客様も少なくありません。

今回は、辻内さんのストールを使った重ね着と、襟元まわりのおしゃれを見せていただきました！
 
ネイビーのロングカーディガンに、グレーと白のストールを重ねた着こなし。ストールを２枚重ねることで、動きのあるドレープに。ダークトーンの重ね着でも重たく見えないのは、間にはさんだ白の効果。気温に応じてストールを１枚減らしたりと、調節もしやすいです。

お次は、襟元のおしゃれを４パターンご紹介。組み合わせや重ね方次第で、顔うつりやこなれ感が違ってきます。

●タートル＋シャツ 
ざっくりしたタートルネックから、シャツの襟を立ててのぞかせて。ニットのやさしい色と首元のボリューム感を、ワントーン濃いブルーの襟が引き締めてくれます。

●シャツワンピ＋ハイネック 
リネンワンピースはボタンをあけて胸元にＶラインを作り、同系色のハイネックカットソーを重ねると、すんなりまとまります。

●クルーネック＋バンドカラーシャツ 
ニットのインナーにバンドカラーシャツを取り入れて、いつもの重ね着にトレンド感をプラス。さりげない襟の形が旬のバランスに。ほんの少し見える白が、軽やかな印象。

●タートル＋タートル 
「ニュアンスカラーは、顔色がくすんでしまような気がして」。そんなときは、顔にいちばん近い位置に白をプラス。色違いのタートルを２枚重ね、くしゅっとした形をつくって。

「ナチュリラ」vol.36より　　photo: 津久井珠美 text: 増田知沙