銀座のオーダーサロンで初のスカートオーダー!
こんにちは。編集部の大塚です。2月も半ばとあって、コートの季節もそろそろ終盤。現在発売中の『ナチュリラ』2015-2016vol.32では「10年先も着られる、大人のための上質コートの選び方」をご紹介していますが、選び方だけではなくお手入れ方法にも触れていますので、この時季にもぜひご参考にしていただだけたらと思います。
この企画の取材でお世話になったのが東京・銀座にあるオーダーサロン「サローネ オンダータ」さん。メンズのオーダーが中心ではありますがレディースも手がけられており、コートにまつわる目からウロコのかずかずのアドバイスをいただきました。
取材でお話をうかがい「サイズがきちんと合っていること」「長く愛用するには上質な素材であること」が大事なんだな~と改めて感じました。
「そこで!」は、かなり言い訳ですがここ数年、ある“理想のウールスカート”を毎年捜し求めていた私は……。やっちゃいました。初めてのオーダーに挑戦です。
相談に乗ってくださったのは、総手縫いのスーツやシャツを作る、世界的にも数少ない職人である柳下さん。
まさに“スゴ腕”にもかかわらず、笑顔のかわいい女子です。
私の“理想のウールスカート”は「ひざ丈」「ウール100パーセント」「台形」「鮮やかな緑かフューシャピンク」だったのですが、まずは形を決めるところから。
モデルにしたのは、お店にあったこちらのサンプル。これだけ見るとかなりシンプルでベーシック。けれど、試着した際のシルエットが絶妙でしたので、こちらをベースに少しヒップをつまんでいただいたり、つかず離れずのシルエットに仕上げていただくことに。オーダーならではのフィット感です。
そして、生地選び。これがとっても楽しい! もちろん「予算内で」の制約はありますが、生地見本は眺めているだけでウキウキしました。
イメージどおりのフューシャピンクを見つけたのでこちらに決定。じつはふくれ織の生地とも迷ったのですが、柄物とも合わせやすい平織に。
そして、待つこと1ヶ月ちょっと……。でき上がったのがこちら!
ブーツにも、パンプスにも、そしてスニーカーにも合わせやすいプレーンなスカートですが、美しい発色がポイントに。厚すぎず、薄すぎずの生地なので秋口から春先まで着られそうです。
お店には、コートやジャケット、シャツなどのサンプルがズラリ。完全予約制なので、贅沢な空間でゆったりとオーダーが楽しめます。
何年も探しているけれど、なかなか理想のものに出会えない……という方。妥協するよりオーダーという手もありです!
℡:03-3569-3962 営業時間:12:00~20:00(予約制)
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