80代の母がシャンブレーシャツに合わせたのは、80代の味方のスカーフ！

こんにちは、高知のセレクトショップ「ANOUCK（アヌーク）」の森 厚乃です。４日間特集最終日の今日は、昨日私が着たシャンブレーシャツを、84才の母にもコーディネートしてもらいました。

母が選んだのは、白っぽいチノパンツとグレーのTシャツ。シャツにチノパンツの組み合わせは、病院や買い物に行くときなどに着ている、いつものスタイルです。

実はこちらのコーディネート、パンツ以外はすべて私物です……そうなんです！ このシャンブレーのシャツは、母が２年ほど前に買った同じ「ヤエカ」のもの。今回のお題アイテムがこのシャンブレーシャツだという話をすると、「あれ？ これと同じもの持ってるけど？」「えっ、いつのまに？」となった次第です。

母は最初、白のトートバッグを合わせていましたが、なんか寂しく感じたので、「いつも使ってる柄のショッピングバッグにしたら？」と、おまかせのつもりが、ついつい口をはさんでしまいました（笑）。

　□ 上の白のトートバッグ
　□ 下の柄のショッピングバッグ

どちらか、いいと思うほうにチェックを入れてください。なんて、アンケートしたいくらいです。

そんないつものスタイルに、華やかな柄のスカーフを合わせると、ちょっぴりお出かけモードに。今回、母からスカーフを使いたいと聞いて、はじめはカジュアルなシャツに合うかなと合うかなあと心配していたのですが、意外にもしっくりきています！ シャツのブルーとスカーフの柄のブルーがリンクして、なんとも上品な感じに仕上がっています。

母にとってスカーフは、春先のお出かけの必需品だそう。「年取ると首元が冷えるし、見せたくないし」としょっちゅう言っているのですが、最近それが分かるようになった61才の春です。

そういえば私も若い頃、柄スカーフを買っていました。バブル時代、いわゆるハイブランドのものを買って、そのままタンスの奥深くで冬眠状態。……ということが私達世代は多いんじゃないでしょうか。若い頃、結局使いこなせなかったあのスカーフたち、ブランド品だからと断捨離からも逃れてきたバッグなど、そろそろ冬眠から起こして、準備運動を始めてもいい頃じゃないかと……。まずは家の中のどこで眠っているか、探してみたいと思います。

老々コンビでの4日間特集をご覧いただき、ありがとうございました！

母にも、脳トレの一環で（笑）この特集の感想を書いてもらいました。
「昨年から『暮らしとおしゃれの編集室』さんからのお話で、思いもかけない貴重な経験をさせていただき、楽しさ半分、不安半分で頑張っております。今回の4日間特集で着たのは、買い物に出かける時などの服装で、普段はこんな感じのスタイルが多いです。このシャンブレーシャツは、2年前から着続けていて重宝しています。柄のショッピンバッグは、高知で人気のセブンデイズホテルで販売されているオリジナルのもの。白に黒の線がモダンな雰囲気で、持っていると結構ほめられます。年を取っても服が好き、おしゃれが好き、旅行は大好き！ なのは、困ったことに（？）ずっと変わりません。これからもおしゃれ心を忘れずに過ごしていきたいと思っております」

母
YAECA LIKE WEAR U.S. NAVY シャンブレーシャツ/indigo
YAECA チノパンツスタンダード/l.beige
私
YAECA LIKE WEAR U.S. NAVY シャンブレーシャツ/indigo
YAECA LIKE WEAR U.S. NAVY デニムパンツ/indigo

撮影・メイク・ヘアアレンジ：藤岡ちせ（APARTMENT 102.）

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