"色”から始まる着こなし「ソコノワ」 DAY1・Black
みなさん、お久しぶりです。埼玉・川越の「ソコノワ」スタッフの高橋です。
きょうから4日間、『おしゃれさんコーディネート』を担当します。昨年の11月以来の登場、とてもうれしいです。約半年の間、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか。私自身は、日々コーディネートに悩みつつも、おしゃれを楽しんできました。今回の連載では、少しずつ変化している、私のコーディネートの感覚の「いま」をお伝えできたら幸いです。
さて、昨年の11月の記事で「今度の春夏のカラーは黒と決めている」と紹介しました。実際に多くの「黒アイテム」を並べてみると、素材の違いや染色などで、同じ「黒」とはいえど、色味はさまざま。なんておもしろいのでしょう!!!
そこで、本日は「Black」をテーマにコーディネートを組んでみました。
本日のテーマカラー
「Black」
【Blackアイテム】
・「SUSURI」デイライトドレス
・「SUSURI」ショアーセーター
・「ASEEDON CLOUD」Bird's ditty polo
・「SUSURI」モールソックス
どうですか? すべてのアイテムが黒ずくめ。でも、素材の薄さや色のトーンを変えたり、首・腕・脚など肌を少しずつ出したりすることで、軽い印象になっていますね。
ドレスはしっかりめのリネンで作られています。色のトーンは重ためではありますが、リネンの生地感や、上半身の部分のすっきりしたデザインで重くなりすぎません。
また、全身ダークカラーのワントーンコーディネートでは、どこかに"抜け”があるとすっきりとまとまる気がします。今日も羽織や靴下には透け感の強い素材のアイテムを合わせて。
少しトーンが抑えめな薄手のニットカーディガンは着こなしのアクセントにも。ニットではありますが、とっても薄手なので風を通してくれるのも嬉しいところ。暑くなりすぎず、真夏でも冷房対策に重宝するアイテムです。シースルー靴下の足元は、重厚感のあるレザーシューズで締めました。
私は20代の頃から、黒のアイテムが大好きで、たくさん身につけてきました。
でも少し前、「黒を着ていればまちがいない」と安心する自分にふと気が付いて。おしゃれをする上で、黒が"あんまり悩まなくて済む色”になっていたんですね。黒に逃げたくなくて、なるべく選ばない時期もあったりして。
それでも今回、「春夏のBlack」というおおまかなテーマ設定のおかげで、着こなしを考えている時も着ている時も、改めて「黒が好きだなぁ」と実感することができ、嬉しい発見となりました。
みなさんの中にも、「大人になってから黒ばっかりなんだよな〜」と薄々感じている方も多いのでは? 黒はどの世代でも、本当に魅力的に映る色です。黒のアイテムを選ぶのは、もちろん正しい選択。でも、わたしのようになんか「黒ばっかりだな」とモヤモヤッとするときは、素材やデザインに、もっとこだわってみるのもいいかもしれませんね。
それでは、また明日。
明日のテーマカラーは、対極の「白」ですよ。お楽しみに。
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