"色”から始まる着こなし「ソコノワ」 DAY3・インディゴ
こんにちは。埼玉・川越の「ソコノワ」スタッフの高橋です。
先日、小学生の息子が「パソコンケースはレザーがいい」というので、「ソコノワ」でも取り扱いのあるレザーブランド「Brown Brown」の実店舗へ一緒に選びに行きました。蝋引き加工がされたレザーで、使い込むほどに徐々に蝋が馴染んできて、地色が姿を表してくる感じ。息子も私も大変気に入って、迷わず購入。今後の息子の成長とともに、艶が増していく変化が楽しみです。
さて、連載3日目のきょうは、レザーグッズと同じように、"時とともに変化”する「インディゴ」に注目してみましょう。
本日のテーマカラー
「インディゴ」
【インディゴアイテム】
・「SP」 INDIGO LINEN BLOUSE
・「HARi」 EASY PAINTER PANTS
・「HARi」 HARMONIC T SHIRT
・「REPRODUCTION OF FOUND」 BRITISH MILITARY SHOE COVER
・「Brown Brown」 OLD TENT ショルダーバッグ
インディゴといえば、デニムパンツですよね。でも、「近頃なんだかデニムパンツが似合わなくなってきたな」と思っている方はいませんか? Tシャツに合わせるとどうもカジュアルになりすぎてしまうとか、パンツインは苦手だけどトップスの裾丈とのバランスをとるのが難しかったりだとか……。わかります、わかります!
それでも今回はあえて、Tシャツ、デニムパンツ、サンダルという"カジュアルの定番”を活かすコーディネートに挑戦しています。
全体的にとてもカジュアルだけど、絶妙にバランスがとれていますよね。トップス、ボトムス、足元と、すべてがカジュアルの定番アイテムだと、私たちの年齢ではなかなか"お出かけ着”とするのがむずかしいものです。そこで、そんな着こなしにスパイスのような効き目を与えてくれるのが、カーディガンやシャツ、ベストなどのアイテムです。
今回はスモックブラウスをTシャツの上に重ねてみました。
上質で軽やかなインディゴリネン生地を使い、細やかな縫製のブラウス。
そして、職人が一本一本に時間をかけてユーズド加工を施したペインターパンツ。ブラウスとパンツどちらにもヴィンテージの要素があり、手間がかかっているひとしなです。こうしたアイテムは一見、対極にあるようで、組み合わせてみると、不思議と違和感なく馴染みますね。インディゴ染めのものは、着れば着るほど、だんだんと色が薄くなっていきます。自分になじんでくればくるほど、色んなアイテムと組み合わせてもしっくりくるような。
時を経て変化することは、長く楽しむことができるということ。インディゴデニムの変化やレザーグッズの変化と同じように、年齢を重ねると共に変化してくる自分の身体や、感じ方、そして考え方の変化も、楽しんでいきたいですね。
さて、カラーをテーマにした連載も、明日でおしまいです。
最後まで、お付き合いいただければうれしいです。
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