【フタナ#02】今回のために作ってもらった「Rai-atelier」のアイテムたち

おしゃれさんコーディネート
2024.09.10


こんにちは、京都「futana(フタナ)」の土井です。皆さま昨日の「Maku textiles」さんのワンピースはいかがでしたでしょうか。何かの折りに感想や皆さんの中のしあわせのかたちを教えていただけましたらうれしいです。



さて、二日目の今日は、皆さま楽しみにしていただいている「Rai-atelier(ライ アトリエ)」さんのお洋服のご紹介です。




今回このコラムに合わせて、シャツ、セットアップ、そしてウールコートを、Raiさんと生地を相談して作っていただきました。どちらも、Raiさんエッセンスたっぷりのひとしな。皆さまにお楽しみいただけましたらうれしいです。

 



Rai-atelier シャツ
¥33,000 + tax

まず一枚目はシャツから。絞りと広がりが共存する楽しいシャツです。



コンパクトなのに窮屈さを感じないネックライン。ドロップショルダーかつ、ゆったりと広がる身頃だけれど広がりすぎず、鏡を見るのが嬉しくなります。


一枚での美しさもさることながら、汎用性もばっちり。持っているボトムも羽織ものも、ひとまず全部合わせてみたくなります。


まずはシンプルに黒のパンツと。


Vlas Blomme ウールパンツ
¥30,000 + tax




カジュアルなパンツと合わせても◎



テーパードパンツはトップスのボリュームを選ばずに着ることができるので、持っているボトムの中で一番多い形です。


テーパードデニムをロールアップせず、かつジャケットと合わせて。


「Vlas Blomme」さんのリネンデニムは、深い青がとても素敵。ノーカラージャケットはインナーの襟元を問わずに合わせることができるので、クローゼットに一枚あると安心です。



Vlas Blommeリネンデニムジャケット
¥40,000 + tax



次は、コンパクトなショートパンツと合わせて軽やかに。ボーイズライクな雰囲気は小さな頃から自分のベースとなっていて、40を過ぎた今でもずっと好きです。



この夏、暑さをしのぐべく昔のショートパンツを引っ張り出してはいていたのですが、足を出すのもどんどん慣れてきて、そのままヘビーローテーションの一枚となりました。

持っているものを活かすために、新しいものをプラスする。これまで積み重ねてきたものに何を足せば楽しいかを想像し、吟味する。今選んだものによって、以前手にした洋服がまた違う雰囲気で活きてくるのを感じると、すごくうれしくなります。ロールプレイングゲームでずっと探していた鍵を見つけた時の高揚感! このスタイリングに行きつくために、あの時のこれと今のこれがあるのねぇ。



この組み合わせに、さらにロングブーツを合わせて。この懐かしい雰囲気も、久しぶりにローテーションにレギュラー入りしそうです。



次は、リネンデニムジャケットの代わりに、ニットを合わせてみました。秋冬は、思いつくままにどんどんと重ね着できて大好きな季節です。

 


HTS アランセーター
¥32,000 + tax

 





シャツに続き、セットアップのご紹介です。
それぞれが使い勝手のいいジャケットとパンツとの同生地組み合わせは、スタイリングが無限に広がるような心持になってワクワクします。



まずはシンプルに二つを合わせて。
パンツは、わたり幅がしっかりたっぷり取られていて、すごぶる楽ちん。それでいて広がりすぎず、特にヒップラインがきれいにおさまってくれるのが本当にありがたいです。「楽だけれどすっきり見える」というのは、今までもこれからも私の洋服選びの大切な軸の一つです。



シャツの広がりと、ボトムのおさまりあるラインとのコントラストに安心感を覚えます。




パンツに、フェミニンなブラウスに合わせてもしっくり。


TOWAVASE ブラウス
\53,000 + tax



整然と並ぶボタンが素敵なジャケット。直線と曲線が不思議に組み合わさった一枚です。


長すぎず短すぎずの丈なので、様々なボリュームのボトムに合わせて楽しむことができます。もう幾度もこのジャケットを見ているけれど、何回でも「すごい」とつぶやいてしまいます。

 


デニムと合わせたり

 


ワンピースを合わせたり。なんでもござれ。

 




今日のラストは、重厚感たっぷりのウールコート。
ずっとお願いしたいと思っていた、ばっちり冬のコートを締めくくりとして作っていただきました。


前を全部閉じることも、開けてダブルブレストのデザインを活かして着ることもできます。



袖も身幅もしっかりあるので、ジャケットを下に重ねても。ウールコートの下にボタンが並ぶ眺めが、密やかに好き。紳士ものの「三つ揃え」への憧れからきているのかもしれません。


どっしりと安定感のある黒。日によって、ストールや帽子でアクセントを加えるのも楽しいです。

ここ数年暖かな冬が続いているけれど、「ここぞのときのウールコート」が手元があれば、どこへ行くのもどんな天候でも慌てず冬を堪能できる。クローゼットの守り神のような、そんな存在のコートです。


皆さま、2日目もお読みいただきありがとうございました。とてもゆっくりだけれど、着々と近づいてきている秋冬を楽しみに、今日も心地よく過ごせますように。

また明日、お目に掛かれるのを楽しみにしております。

futana

 

 

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