春コーデに活躍。一枚でサマになる「Manna（マンナ）」のシャツ

“シャツ好き”のみなさん、お待たせしましたー。

暖かい風がふわりとそよぐ日が増えてきて、いよいよシャツの着こなしを楽しめる季節がやってきましたね。秋冬の間はニットの首元から襟を見せるとか、カーディガンの下に重ねるとか、脇役に徹していたシャツですが、これからのシーズンは、シャツを主役にして軽やかなおしゃれを楽しみたいところ。

……となると、一枚で着てサマになるシャツがあると、ありがたいですよね。そこで今日は、細か～いところにまでこだわりが満載の、この春イチオシのシャツをご紹介します。

それがこちら、「Manna」のバンドカラーのプルオーバーシャツです。さっそく「暮らしとおしゃれの編集室」スタッフが試着してみました～。

「襟、肩口、袖……とそれぞれのポイントがしっかり作られている感じがして、とっても着心地がいいです。しっかりした生地なのに、ふわりと自然に体になじむのが不思議！」

その感想を聞いて、ニヤリと笑ったのは「Manna」デザイナーの佐藤慎治さん。

「このシャツは、普通のオックスフォード生地より、もっと細～い糸で密に織られたピンポイントオックスフォードという上質な生地を使っているんです。厚手でしっかりしているのに、しなやかで肌触りもいい。すごい素材ですよね。洗いをかけて仕上げているので、シワの入り方もナチュラルなんです」

そう言って、惚れ惚れとシャツを眺める佐藤さん。ご自身もメロメロになっちゃうほどの自信作ゆえ、８年前から生地を変えながら定番で毎年作り続けているそう。

もちろん佐藤さんのこだわりは、他にもいたるところに……。

まず気になるのが、襟元のボタンです。こちらはパラシュートボタンといって、ミリタリーやワークウェアで見られるテープひもを通して留めるタイプ。それを上質なシャツで使うという、ある意味でのミックス感が大人！

襟のデザインもひとひねり。ストラップ状になっているので、ボタンを外して着ても素敵です。チラリと見える白いテープもアクセント。こういう細かいところにこだわりがあると、それだけで“ちょっと違う感”をアップしてくれますよね。

袖口は少しふんわりしていて、ブラウスみたいな雰囲気。

裾はラウンド形なので、ボトムインしなくてもかわいいですよ。

そして最後にもうひとつ。ここまでくると、デザイナー佐藤さんのオタク的こだわりにも思えてきてしまいますが（笑）、ポケットにもご注目！

「シャツの胸ポケットは通常、上からポケット生地を縫い付けるのですが、これはスーツやジャケットのように、生地に切り込みを入れて内側にポケットを付けているんです。薄いシャツ生地で作るには、とっても高度な技術が必要で手間がもかかるので、こんな贅沢なポケット、なかなかお目にかかれないですよ～」

佐藤さん、鼻の穴、広がってます！ それにしても、聞けば聞くほどすごいシャツですね～。今回は特別に、佐藤さんおすすめのシャツコーディネートも教えていただきました！

ボーダーと組み合わせて、春夏の気分を先取りできるマリンスタイルに。シャツのブルーが落ち着きのある上品な色合いなので、大人の雰囲気で着こなせそうです。
バンドカラーシャツ（ブルー、コットン）14,000円、パンツ19,000円、ボーダーニット24,000円（すべて税抜）／Manna

同じ生地で、ラウンドカラーのタイプもありますよ。ボタンを上まで留めて、きちんとした感じで着たい気分！
ラウンドカラーシャツ（ブルー、コットン）14,000円（税抜）／Manna

薄手で繊細なコットンリネン素材のものも。自然にふんわりシルエットができるので……


こんなふうに、ボトムインして着たい方におすすめ！ 佐藤さん的おすすめコーディネートもお聞きしてみました。

ふわりと揺れる細プリーツスカートにイン。カーディガンも白を選んでワントーンでまとめれば、春気分も盛り上がりそうですね。
バンドカラーシャツ（白、コットンリネン）15,000円、プリーツスカート22,000円、カーディガン26,000円（すべて税抜）／Manna

この他にも、長袖＆半袖、襟のデザイン、色・素材違いなど、いろいろなタイプが揃っているので、こちらのシャツが気になる～！ という方は、東京・青山にある「Manna」のショップにお出かけしてみてくださいね。デザイナーの佐藤さん自ら、それぞれの方に似合うシャツのタイプやコーディネートのアドバイスをしてくれますよ。お電話でのお問い合わせもウェルカムです。