【自分を知った大人服】中村早苗さん 販売員 Vol.1
大人になったら、着たい服
2017.03.14
いくつになっても今が旬
今日を楽しむ生き方を
「私のおしゃれには、セオリーなんてないの。ただ、好きなものを着ているだけ」と笑う中村さん。
ワードローブの99%は、アメリカのヴィンテージなのだといいます。この日選んだのは、やわらかなディアスキンのスカートに、アルパカのフィッシャーマンズセーター。白を重ねたコーディネートのやさしげなこと!
「このセーターは伸びてしまったので、乾燥機にかけて、圧縮してフェルト状にしちゃった。私の大のお気に入りなのよ」とお茶目に笑います。しかもレースアップシューズは、ご自身のサイズより2センチほど大きくて、まるで子どもがお父さんの靴を借りてきたよう。
身長148センチという中村さん。アメリカの古着は、なかなかサイズが合いません。
「気にしないの。大きかろうが、小さかろうが、その服が大好き! と思えば着こなせちゃうものよ」というから驚きです。
photo:中川正子 text:一田憲子
『大人になったら、着たい服 '16-'17秋冬』より抜粋
Profile
中村早苗
Sanae Nakamura
「ヴァンヂャケット」勤務を経て、専業主婦に。50歳から友人のインテリア関係の事務所でモデルルームのディスプレーなどを担当。6年前から東京・二子玉川のセレクトショップで週3回販売員として勤務。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。