おしゃれな大人は眼鏡が違う! vol.1 アルバイト 山村ヒロミさん

大人になったら、着たい服
2025.01.14

おしゃれな先輩たちを見まわすと、とにかく眼鏡使いが印象的! ただの道具としてではなく、その日の装いや気持ちに花を添えるアイテムとして眼鏡をかけているのが素敵です。そんな眼鏡上手なみなさんに、眼鏡ライフの楽しみ方について、教わりました。


 

丸はやさしげ、四角ならキリッと。
眼鏡で印象が変わると知って
おしゃれの楽しみが増えました

山村ヒロミさん


「ジル サンダー」のテーラードコートにストレートの「尾道デニム」。「シュッとしたスマートな着こなしを、『コンベックス』の丸眼鏡ではずして話しかけやすい人に」


クールなコート&デニムスタイルには、格好よくなりすぎないよう丸眼鏡で印象を和らげ、ふんわりソフトな着こなしには、甘くなりすぎないようスクエアのフレームで引き締めて。

「眼鏡は全体のバランスを整えてくれる最後の仕上げ。もともと個性的なものが好きですね。最近は前髪を短くしたこともあり、大きめのフレームのほうが落ち着きます」と山村さん。

眼鏡をかけるようになったのは、老眼が気になり始めた15年ほど前。当時暮らしていた地元・山口で素敵な眼鏡屋さんと出会い、眼鏡ライフを楽しくスタートできたといいます。

「海外のヴィンテージをベースにオリジナルで作った眼鏡や、セレクトのセンスも私好み。買ったあとも眼鏡を洗ってくれるなどメンテナンスをしてくれたり、レンズを入れ替えてサングラスにしましょうと提案してくれたり。私のわがままな要望にも根気よく応えてくれました。自分と相性のいい眼鏡屋さんを見つけると、眼鏡と仲よくなれると思います」

 

長く愛用するためには
微調整が大事


「個人的には、眼鏡のつると目尻のラインが揃っているとバランスがよく落ち着きます」と、自分が納得するまで妥協せず、つるの角度や鼻の位置などを調整してもらう。


「ミナ ペルホネン」のバルーンワイドデニムと「イレブンセカンド」のカシミヤニットに、ボリュームのある「オネット」のストールを。全体的にやわらかい印象なので、「めがね舎ストライク」の四角い眼鏡でキリリと引き締めて。


老眼鏡をかけ始めたころは、アクセサリー感覚でグラスコードをつけていたそう。チェーンが苦手で、探して見つけたのが「ゾフ」のメッシュレザー風。

 

【 Collection 】


左列は老眼鏡。右列はサングラス。右上の「ワイルドサングラス」以外は、地元・山口の「ポテトメガネ長門店」で購入。右列真ん中は、珍しいフレームの形に一目惚れしたファースト老眼鏡で、今はレンズを入れ替えてサングラスに。「ちょうど小さいフレームのサングラスが欲しいと思っていたので、お店の方のアドバイスに感謝です」


『大人になったら、着たい服 ’24-’25 秋冬』より
photo:黒川ひろみ text:和田紀子

 


 

さらに詳しい内容は…
『大人になったら、着たい服 ’24-’25 秋冬』
をご覧ください


定価:1430円(税込)
Amazon / 楽天ブックス

 

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Profile

山村ヒロミ

Hiromi Yamamura

1963年山口県生まれ。長門市でカフェや雑貨店を29年営んだ後、5年前に上京。現在は、「洋食KUCHIBUE」や帽子ブランド「Saravah Hat」、フレグランスブランド「yes.」で月に数日ずつアルバイトを。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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