どんな方にもお似合いです！ この先もずっと愛用したい、万能ジャケット

程よい抜け感のある、ゆとりあるノーカラージャケット。

スッキリ整った首まわりに、動きやすいラグランスリーブ。カーディガンのような気軽さもあり、かっちりとしたジャケットが苦手な方も、さっと羽織りやすいデザインです。

デザインだけでなく、機能面でもとても優秀。

ツイードは密度が高いウールの織物で、暖かい分ずっしりと重くなってしまうのですが、こちらのジャケットは日常使いしやすいように仕上げられていて、とても軽やかなのです。

さらに、袖裏はポリエステルを使用しているので、脱ぎ着もするりとスムーズ（しかもそれはストライプ柄という抜かりの無さ！）。

しっかりと厚みのあるツイード地で、アウターのような雰囲気がありつつも、室内でも気兼ねなく着ていられるジャケットという嬉しいアイテムでもあります。シーンにもよりますが、あまりかしこまりすぎなくてもいいけれど、どこかきちんとしていたい場でも重宝しそうです。

まずは、オールブラックの装いに明るいグレーが映える、ジャケットがメインのメンズライクなスタイル。

合わせたのは、メリノウールのタートルネックに、ライトウールのイージーパンツ。さらに全体を引き締めるのは、ヴィンテージの眼鏡とガラスレザーのレースアップシューズ。暖か素材を重ねて防寒しつつも、シルエットや小物などの工夫次第で、軽やかにまとまります。上品ながらも決めすぎ感もなく、ちょっとそこまでの外出からスマートカジュアルな場まで、どこへ行くにもバランスの良いコーディネート。

また、ある日はクラシカルに。パンツをスカートに変えるだけで、ガラリと印象が変わりますね。メンズライクからエレガントな女性らしい雰囲気に。

メガネを外して、パールのピアスを合わせることで、さらに女性らしい上品さがアップ。

たっぷりドレープ感のあるヴィンテージフレアスカートは、合わせるトップスによっては100％エレガントになるところを、ジャケットが程よくカジュアルダウンしてくれます。

足元は、少し高さのあるイタリア製のレザーサボでよりスッキリとしたⅠラインを作り、バッグは横のラインで引き締めます。

このバッグは、ドイツで見つけたヴィンテージのドクターバッグ。よく使われていたのでしょうか、程よい経年変化がとても雰囲気のある一つです。どこかにヴィンテージのアイテムをプラスして唯一無二の自分らしさを取り入れると、コーディネートがまたひとつ楽しくなりますね。

さて、ユニセックスのアイテムということで、オーナーにも着てもらいました。左が身長174cmのオーナー、右が159cmのチエさん。サイズはオーナーが２、チエさんが１と異なりますが、身長など体型によっては同じサイズでシェアできそうなアイテムというのがお分かりでしょうか。

「この日は貸してね！」なんて、家族内で予約が必須になるかも。パートナー、親子、もしかすると３世代で着回しなんてことも……！　

このツイードジャケット、歳を重ねるごとに深みが増していく雰囲気があります。きっと、グレイヘアでのスタイリングも素敵。これから何十年と大切に着て、次に受け継いでいくことができたら……そんな風に思えるアイテムです。

季節や気分を楽しみながらも、これから先まで想像できるようなアイテムがあると心強い。それは、ベーシックなユニセックスアイテムならではの確固たる強み。

日常も、いざというときも、飽きることなく着回し着回し。さぁ、今日はどんなコーディネートにしようかな。

【今週のアイテム】
「RINEN」ツイードジャケット ￥46,200(税込)