僕にとってのお守りのような道具「MITTAN」のパンツ

今日のひとしな
2025.04.23

〜「Repos de midi/ルポデミディ」より vol.23〜


みなさん、こんにちは。そして、はじめまして。「Repos de midi」の西尾と申します。
今日はオーナーの宮地に変わり、僕から皆さんに向けて、今からのシーズンにおすすめなパンツを紹介したいと思います。



新しい服を探すとき、何を基準に選んでいますか?
色やシルエット、流行。肌に触れたときの感触。直感的に「好き」と思えるかどうか。正解も不正解もなく、それぞれに「選ぶ理由」があると思います。
僕は服を選ぶ時、二つのことを大切にしています。一つは、「手に取ったときに、心がワクワクするかどうか」。もう一つは、「数年後の自分が、もっと格好よく着ているイメージが持てるかどうか」。



そんな基準で選んだ洋服のひとつが、今日紹介する「MITTAN」のパンツ。
名前は「亜麻苧麻ロング」。少し不思議な響きですよね。
じつはこのパンツ。名前の通り、亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)を織り交ぜて作られています。しっかりとした生地感で、まるで麻で作ったデニムのような風合い。でも、デニムとは違って、蒸れにくく、軽やか。暑い季節も、肌にまとわりつかない心地よさがあります。



写真を見てもらえたら、違いがわかるかもしれません。右が僕の私物。7年はき込んだものです。左が新品。最初はシャキッとしている生地も、時間とともに柔らかくなり、身体に馴染むよう変化していきます。



本来は生成りだった生地が、うっすらと白くなり、くたっと手に馴染む質感へと育ちました。
気がつけば、コーディネートに迷った朝や旅の荷造りをする夜、「何を着ようか」と考える時間すら必要なくなることがあります。僕にとっては安心感のある、お守りのような一着です。
このパンツを履くたびに思うのは、「これからもずっと付き合っていくんだろうな」ということ。
服は、消耗品じゃなくて、育てていくもの。時間をかけて馴染んでいく、時間の積み重ねを感じられることが、このパンツのいちばんの魅力なのかもしれません。



お店に立ち寄っていただけた際には、この「亜麻苧麻ロング」ぜひチェックしてみてくださいね。
みなさんの「お気に入りの一着」を探すお手伝いができれば幸いです。

■ 【MITTAN】亜麻苧麻ロング

 

←「Repos de midi」の今日のひとしなはこちらから

←このほかの「今日のひとしな」はこちらから

Repos de midi / ルポデミディ

大阪府枚方市堤町10-12
TEL:072-843-1525
営業時間:平日11:00~17:00、土日12:00~17:00
定休日:月・火曜日(祝日の場合は営業)
HP:https://www.repos-de.com/
オンラインショップ:https://shop-repos.com/
Instagram:@reposdemidi

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ