色とりどりのチェック柄「パーカオマー」のバッグとクロス
札幌「チョロン」4日間特集
みなさん、こんにちは。札幌の洋服と雑貨の店「cholon(チョロン)」の佐々木智子です。
cholonはアジアの生活雑貨とオリジナルの洋服、アクセサリーを扱うお店です。札幌にある「庭ビル」の中に、ほかのショップやカフェなどと一緒にお店を構えています。
今日から4日間、こちらでcholonのアイテムを紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
初日はタイのマルチクロス「パーカオマー」を使ったアイテムです。
パーカオマーはタイで昔から使われているカラフルなチェックのストール状の布。タイの東北部イサーンで作られてきました。元々は農作業などの際、男性が腰や頭に巻いて使うものだったそう。イサーン出身の友人は「昔は実家のおばあちゃんが綿を育ててこの布を織っていたれど、今は作る人はいない」と言っていました。時代とともに手作りのものは減っているのでしょうが、パーカオマーは今でも日常使いの万能布として活躍しており、タイのあちこちで見かけます。
パーカオマーの布は通常180cmほどにカットして売られています。私はいつもバンコクのチャイナタウンの布屋さんを数件回って気に入った柄を仕入れ、日本に送っています。
cholonのパーカオマーのバッグは自分で縫製しています。最近はワンショルダーが定番の形。まず布の水通しをして糊を落とし、裁断していきます。柄を見ながら取り方を考えたり、パッチワークの柄を配置して縫い合わせていくのは楽しい作業です。
エコバッグのほか、パーカオマーそのものもクロスとして販売しています。テーブルクロスにすると食卓が明るい雰囲気になってかわいい(写真は去年の「おしゃれとおへそのお買い物展」の時のもの)。ほかにもインテリアにいろいろ使っていただけます。
パーカオマーの布を仕入れに行くチャイナタウンの周辺は古い街並みが残るエリア。この辺りへ行く日は早起きをして、写真を撮りながら朝の散歩するのが楽しみ。静かな路地や市場をぶらぶらと散策しています。
最後の写真は、昨年10月にバンコクを訪れた際、ショッピングモール「エムスフィア」の店内で撮影したもの。館内のあちこちにパーカオマーを使った装飾があり、パーカオマー好きの私は感激でした。広い空間に色とりどりのチェックの世界が広がっていて圧巻でした。
札幌市中央区大通西17丁目1-7 庭ビル 1F
11:00-19:00
日・月曜 定休
https://cholon.website/
instagram:@cholonshop
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