ブルーのグラデーションで着てみる
リネンシャツのおしゃれ3 (板倉直子さんのかしこい衣服計画vol.6)
コーディネートは色の組み合わせの魅力もあるけれど、最近気に入っているのは一色で合わせる着方です。
この春、気になっている色は「ブルー」。新色のライトブルーのシャツを主役にして、ブルーのワンカラーコーディネートに濃淡を付けてグラデーションを作ってみました。
綺麗な色を着るときは「引き算」するほうが、より一層シャツのブルーが引き立つような気がします。
空も山も湖(宍道湖)も、ブルーのグラデーションを描いています。景色とリンクする色合わせを考えても楽しいですね。
自然の中にいるとリラックスできます。やっぱりここでも大きく深呼吸。
合わせているデニムはリゾルトの「711」モデル。やや太めストレートの形はヒップを綺麗に見せてくれ、着心地もノーストレス。ロールアップではくタイプも持っていますが、今日はくるぶし上で短くカットしたほうを合わせてみました。クロップドパンツのようにスッキリとはきこなせます。大好きな白ソックスをチラリとのぞかせるのが、私の着こなしのコツです。
ガーデンズオブパラダイスの「ウィークエンドシャツ」。ちび襟、スタンドカラーが小粋で女性らしい襟元を作ってくれます。シャツが苦手な方でも、襟が小さめでトライしやすい形です。ダジャではファーストリネンシャツにこちらを選ばれるお客様がとても多いです。私自身も初めてのリネンシャツに選んだのは「ウィークエンド」のホワイトです。「ウィークエンド」の名前のように週末を過ごすような気持ちで肩ひじ張らず、楽に着ていただきたい一枚です。
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リネンプルオーバーシャツ〈WEEKEND〉「garden’s of paradise」¥18,800+tax
ベーシックロンT薄手「FABRIQUE en planete terre」¥4,900+tax
ジーンズ〈711〉「RESOLUTE」¥25,000+tax
バンダナ、靴下、靴は私物です。
Profile
板倉直子
島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書に『大人のための かしこい衣服計画』(主婦と生活社)。この連載では、1月、4月、7月、10月の毎週日曜日に登場予定。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。