景色と溶け合うワンピース

おしゃれさんコーディネート
2025.05.25

written by 糸デンワ

新緑から万緑へ。緑濃くなるほどに、海の青さも恋しくなります。夏の扉をノックする時は、心地良いワンピースを身に纏っていたいです。


初夏の風物詩、Honnete(オネット)のリネンワンピース。今年も遠い遠いフランスの地から、はるばるやって来てくれました。また会えて、本当に嬉しいです。


リネン界の一丁目一番地、アイリッシュリネン。特有の張りと優しい柔らかさ。矛盾する二つの要素が見事に調和しています。


た〜〜〜っぷりとした分量感。軽やかに風を孕む優雅なシルエットを形成し、夏の思い出に一服の涼を添えてくれます。


ワンピースとして、羽織として。シーンやニーズに合わせて色々と楽しめます。わたくしおフランス生まれざます、という気取りを微塵も感じさせない、親しみやすい一着です。


左から、ブラックチョコレート、アイスグレー、インクブルー。ラインナップは以上の三色です。心ゆくまでお悩みください。


この日の撮影は、港町の用宗で。潮風を感じながら、どんぶりハウスの釜揚げしらす丼を食べるのが大好きです。



無地。シンプル。その良さは十二分に理解しているつもりですが、キラキラとした陽気に背中を押されると、心踊る柄を身につけたくなっちゃいます。


ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)のワンピース。その唯一無二の生地に目が釘づけです。


植物を並べ、ハンマーなどで叩いてその形や色素を写し出す「叩き染め」の技法をアレンジした、ボタニカル柄の生地。デザイナーが葉や花のバランスを考えながら配置し、手作業で作り上げました。


ストンとしたシルエットを楽しむか。共布の紐でウエストをキュッとして楽しむか。皆さんはどっちがお好きかしら?


押し付けがましくないナチュラルな色柄で、高感度は右肩上がり。森林浴を楽しみたくなる一着です。


この日の撮影は、静岡縣護国神社で。近くを走る国道の存在を忘れてしまうほど、穏やかで静かな時間が流れています。



あたしゃスカート苦手だからちょっとね、という方に吉報です。ワンピースという言葉を自己都合で拡大解釈して、番外編的なアイテムをご紹介します。


Handwerker(ハンドベーカー)のジャンプスーツ。コンビネゾンとかオールインワンとか呼び方は色々ありますが、まあ要するにツナギですよね。


とは言っても、「はいはいツナギね」と十把一絡げに括られちゃあデザイナーが泣くってもんです。少し行数をいただいて、他との違いをお話しさせてください。


グランジウォッシュを施したリネン生地。秘匿の洗い加工を経て、そのポテンシャルが最大限に引き出されています。新品なのにもう何年も一緒に過ごしてきたみたいな、馴染みの良い柔らかさです。


ボトムスに相当する部分には、ベルトループをつけワンタックを入れました。正統派のスラックスみたいな本格仕様です。↑ではウエストマークしていますが、そのままの素直なシルエットでもお楽しみいただける、一粒で二度美味しい一着に仕上がっています。


この日の撮影は、当店の近所の商店街で。たかだアイスのソフトクリーム?フルーツタケダのフレッシュジュース?さあどっち?と究極の二択を迫られます。


糖分補給を済ませたところで、一つお知らせを。今季はワンピースがスーパーウルトラ豊作でしたので、オンラインストアに特集ページを設けました。

ワンピースの特集ページはコチラです

遠方の方もご近所さんも、特急でアクセスいただけますと幸いです。


次回のコラムは、8月3日(日)掲載予定です。また皆さんにお会いしたいので、「8月3日は糸デンワのコラム」と心の付箋にメモしてくださると嬉しいです。当店のインスタグラムブログも日々更新しておりますので、宜しければご覧くださいませ。



↓ 本日のコーディネートアイテム


※印の商品は当店HPからご購入いただけます

文章/撮影:スズキ シュンジ
モデル/絵:スズキ カヨ


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糸デンワ

静岡県静岡市清水区巴町9-21 丸二ビル3F
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定休日: 木・金曜日
HP:https://ito-denwa.com
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