知恵と工夫がつまった国産リネンＴシャツ

こんにちは。熊本・南阿蘇の「robin ASO」の土持加奈子です。

阿蘇の景色：カルデラを囲む外輪山

連載３日目の今日も、「道具のような服」をテーマに、私自身が暑い日に便利に使っている一枚をご紹介します。

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＜リネン100％のＴシャツ＞

着用期間：夏

阿蘇は「避暑地」として知られていますが、標高の高さゆえの夏のジリジリと照りつける陽射しは、なかなかに手強いです。犬の散歩や洗濯モノ干し、花壇の水やりと・・・ちょっと外に出て動いたとたんに汗をかき、一日に何度も着替えます。そんな中で重宝しているのが、この「リネン100％」のＴシャツです。

色はブルーとダークブラウンの２色展開

実は、「リネンのカットソー」は、布帛（織物）のリネンブラウスに比べると、あまり多く流通していません。洗濯の際に縮みやすいため、ハイブランド等では「洗濯不可」にしていたり、逆に中国製などの安価なものは「洗濯ＯＫ」としながらも、実際に洗ってみると型崩れしてしまったり・・・メーカー側からしても、コントロールしづらいのです。

「CLASKA」のオリジナルブランド「D」のものです

こちらは、日本国内で作られているのですが、「自宅洗濯（手洗い）ＯＫ」。

一般的なハリ感のある「麻」のイメージからすると、「ハッ」とするほどふんわりとしていて、リネンの吸湿性・速乾性はしっかりとあります。さらさらとした肌触りで、「型崩れ」もしません。

ワイドパンツと合わせてお出掛けにも

麻糸を乾燥やスレ（摩耗）から守るために、湿度をキープした専用ルームで編み上げるという、手の込んだニット生地を使用しています。

艶のあるブラウンが上質さを際立たせています

そんな“日本製”の確かなクオリティのものを、この価格（税込10,450円）で販売できるのは、ひとえにCLASKAさんの企業努力のおかげだと思っています。

酷暑だった昨年はすぐに完売してしまったので、ワガママと分かりつつ「なんとしても2025年の夏は、欠品なく販売したい！」と無理をお願いして・・・CLASKAさんが直営店分を工場に発注する昨年の冬のタイミングで、特別に“相乗りオーダー”をさせていただきました。

形は２つあります。ひとつめは、ゆとりのあるサイズ感のハーフスリーブ。二の腕をカバーしてくれる袖丈がポイントです。ほんの少しＡラインになっていて、思いのほかカジュアルに見えません。

「Squady」のお気に入りのテーパードパンツと

もうひとつは、ノースリーブにフリル袖をつけたようなフェミニンなデザイン。体のラインを拾わずに、かすかに揺れる生地の表情が見た目にも涼しげです。

fogのすっきりとしたリネンスカートとコーディネート

どちらのデザインも日常に気軽に使いやすい上に、リネンの高級感もあり、まさに“着る道具”のような存在です。

梅雨から真夏にかけての厳しい気候のなかでも、できるだけ快適に過ごせたら――。自分なりの「夏支度」を整えて、この季節とうまく付き合えたらいいなと思います。

着用スタッフ身長：166cm

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< STYLE1 ＞
トップス：D / リネンＴシャツ（ダークブラウン）
パンツ：RED CARD / ストレートデニム（私物）
シューズ：melissa / JASON WUバレエシューズ（ブラック）

< STYLE2 >
トップス：D / リネンＴシャツ（ダークブラウン）
パンツ：assiette / リネンコットンワッシャーパンツ（ブラウン）
バッグ：アガデスマルシェバッグL
シューズ：FULRA / サンダル（私物）

< STYLE3 >
トップス：D / リネンＴシャツ（ブルー）
パンツ：Squady / コットン天竺テーパードパンツ（ブラック）
バッグ：BERTOZZI / 木版プリントリネントートバッグ
シューズ：Roberto Botticelli / サンダル（私物）

< STYLE4 >
トップス：D / リネンフリルスリーブＴシャツ（ブラウン）
スカート：fog linen work / オリアーナスカート（ネイビー）
イヤリング：neulo / ラタンイヤリング
シューズ：FULRA / サンダル（私物）

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