丈も胸元の開きも後ろ姿も、絶妙に計算されたワンピース
お久しぶりです。大阪の「MADRIGAL(マドリガル)」です。気温も湿度も上がり、汗ばむ季節ですね。あれこれ身につけるのがだんだん億劫になってきますが、そんな季節には“一枚でさまになる”洋服があれば、とっても便利。
気の利いたデザインのワンピースならそれだけでお出かけ着に。
気の利いたデザインのトップスならデニムパンツもお出かけ着に。
「セナカドレス サンセット」soutiencollar
かごバッグ eb.a.gos
「リーフレット ペタ(スエード)(サンドベージュ)」 soutiencollar
暑くても一枚着ちゃえば完成だから、魔法のようにコーディネートが簡単な上に、時短。だけど、その反面「いつも一緒な気がするな……」と感じて、かわり映えしない自分にちょっぴり飽きてしまうこともしばしば。そういえば「もうわかっているから」と、鏡の中の自分をチェックする時間も束の間、早々に切り上げていたな……。簡単、便利でルーティーン化した瞬間に、楽しいはずの洋服選びは、いつの間にか、作業の一環のように熱を帯びなくなっていました。
便利さが欲しいから? 時間を短縮したいから? 自分だけのために時間を使えないことも多い日常では、便利も時短も助かるけれど、今日がちょっとハッピーになるための鍵は、そこじゃないところにありそうで……。やっぱり着ることを通してワクワクしたり新しい自分を知れたりしたらいいなって思います。
そんな気持ちを後押ししてくれるのが、“アレンジのきくワンピースとニット”。こだわりのつくりで、大人の上質な日常着として活躍してくれるワンピースやニットは、他の洋服と重ね着したり組み合わせたりなど、着こなせる幅もとっても広いんです。そこで今週は「マドリガル」で人気の、国内生産にこだわったブランド「soutiencollar(ステンカラー)」のワンピースとニットを4日連続でご紹介していきたいと思います。
「セナカドレス」(ブラック) soutiencollar
かごバッグ eb.a.gos
バレエシューズ(シルバー) porselli
セナカドレス
「セナカドレス」は何も考えなくても一枚でコーディネートが決まるようにデザインされた頼もしいワンピース。その理由の一つは、着丈です。年齢的にも素足を出すのは勇気がいるようになってきたここ数年、夏はパンツばかりという方も多いのではないでしょうか。「セナカドレス」は丈がほどよく長め。品を失わない露出加減の丈感にデザインされていて、素足でも気になりません。
「セナカドレス」(ブラック)soutiencollar
「ラッフルスカート」 dosa
バレエシューズ(ゴールド) porselli
膝小僧が隠れるくらいの丈だと夏でも短く感じるし、かといって、くるぶしまであるロング丈だとちょっと重く感じたり、遊びの要素が濃くなって着て行きにくい場所も出てきたり。そんな中「セナカドレス」は、普段のいろんなシーンで選びやすい絶妙な丈感にデザインされているなと感じます。
前丈と後ろ丈の長さに差がつけられているのもこだわりなんですよ。長めの丈が作り出すぐっとムーディーな雰囲気と、その空気を少しだけふっ……と逃すような短い丈がミックスされた裾のデザイン。“決めすぎてないけど、決まってる”。 なんとも不思議なところを漂うワンピースです。
もう一つは、首から胸元。首のあきが詰まっていると窮屈だし、広いと胸元が見えそうで気を遣ったり、ヘアスタイルとのバランスが取りづらかったりで、ちょっと違う。“ちょうどいいな”と感じられるあき具合って難しいけれど、「セナカドレス」はなぜがしっくり。
その理由は、窮屈になる一歩手前くらいに首周りがデザインされているのと、深すぎないV字のスリットから少しだけ肌がのぞくから。詰まりすぎても広すぎてもなく、息抜きのように肌がチラッと覗き、抜け感ある絶妙な加減が効いています。中に着たインナーもギリギリ見えない深さで、アクセサリーもキレイに映えるように計算されているんですよ。
さらに、シルエット。着た時に身体のラインを拾わないゆったり感。かといって、ゆったりしているだけのシルエットではなく、華奢見えしてほしい肩や胸はスッキリと見えるようなデザインになっているから、着ぶくれ感の悩みも解消してくれます。
横姿や後ろ姿もキレイですねって褒められる「セナカドレス」。その理由は……背中に”キレイへの道筋”があるから。背中の上部から裾に向かって、深めのタックが一筋のラインを作るように走っています。
まっすぐ伸びるそのラインが縦長の視覚効果となり、スーッと背筋が伸びた美しい印象を作ります。キレイをカタチにしたようなワンピースだから、まずは一枚で思い切り楽しんでもいいかもしれません。
柄パンツと合わせて
眩しい太陽、素肌に気持ちいい風。お花からは彩りのお裾分け……。自然を贅沢に感じられるこれからの季節にぴったりです。
一枚でも成り立ってくれる「セナカドレス」ですが、他のアイテムとの組み合わせで印象を変えることもできるんです。例えば、柄のパンツを重ねて。
「マドリガル」でも大人気の「トワルドジュイパンツ」はコーディネートにポイントをもたせつつも、モノトーンの2色使いなので落ち着いた印象にまとめてくれます。
無地のワンピースに柄のパンツで、お互いにより引き立て合う相乗効果が嬉しいです。
「セナカドレス サンセット」soutiencollar
「トワルドジュイパンツ」soutiencollar× ANTIPAST
ハット「sheer」(ブラック) tociet
「しっくりバッグ」(ブラック) soutiencollar
バレエシューズ(ブラック) porselli
カーディガンと合わせて
次は上に羽織って。
冷房よけ、紫外線よけ、露出を避けたい時……などなど、夏でも羽織りものが必要な場面は結構あります。そんな時にぴったりなのが、「クイールニット」という名のカーディガン。アームホールがゆったりと作られていて、「セナカドレス」のシルエットでも無理なく羽織ることができます。
「セナカドレス」(ブラック)soutiencollar
「クイールニット」(グレージュ)soutiencollar
ネックレス Stink Syndicate
ロングネックレス Stink Syndicate
レザーブレスレット Stink Syndicate
ブレスレット Stink Syndicate
サラッとした肌離れのいいニット素材で、蒸れがちな夏の重ね着にも快適です。
「クイールニット」の色違い。肘下まである袖丈で露出を抑えることができるので、1枚プラスでお出かけできる場所の選択肢も広がりそうですね。
「セナカドレス」(ブラック)soutiencollar
「クイールニット」(ブラック)soutiencollar
「トワルドジュイパンツ」soutiencollar×ANTIPAST
ネックレス Stink Syndicate
ロングネックレス Stink Syndicate
レザーブレスレット Stink Syndicate
ブレスレット Stink Syndicate
バッグ eb.a.gos
食事会へ……
爽やかに着られる夏のワンピースといえば、陽射しが似合うイメージですが、「セナカドレス」は日が落ちてからもお任せできます。
アクセサリーをパールに替えて、大きなバッグはお留守番。足元はせっかくだからパンプスを。
「セナカドレス サンセット」soutiencollar
「クイールニット」(ブラック)soutiencollar
パールのネックレス Stink Syndicate
ネックレス Stink Syndicate
ロングネックレス Stink Syndicate
ブレスレット Stink Syndicate
バングル Stink Syndicate
「ポシェット」(ブラック)soutiencollar
「シーフレット ペタ(スエード)」(ダークグレー)soutiencollar
日が落ちて、オレンジの灯りへとゆっくり塗り変わる時間。ドレスの裾と気分をしっとり揺らして。夏の1日はまだまだ続きます。
陽射しに合わせて、夜のムードに合わせて、行きたい場所に合わせて。組み合わせを変えて、着方を変えて、アレンジは無限大。着替えた数だけ、気分も着替えられる「セナカドレス」です。
明日は、羽織りにもなるワンピース「スウィートウォーター」をご紹介させていただきます。
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