「裾上げしなくていいデニムは初めて」とよく言われる「ヤエカ」のデニム
こんにちは、高知のセレクトショップ「ANOUCK(アヌーク)」の森 厚乃です。年末、押し迫りすぎているところを失礼致します。4日間特集の後半はデニムスタイルのお話を。
「デニムはオールシーズンはけます」なんて言えなくなってきました。夏が暑く長くなってきて、デニムは私自身はけなくなりました。かといって冬にデニムをはく時の、ヒヤッとした感触も苦手です。でも最近は機能性インナーに優れたものがたくさんあるので、冬でも大丈夫。むしろ冬こそデニムの出番かもしれません。

当店ではおなじみの「YAECA(ヤエカ)」のデニム。私は身長150cmですが、こちらのデニムは、サイズ28でジャストです。パンツ丈が比較的短めなので、いつもワンロールアップで着用しています。店頭でも小柄な方が試着されると「お直ししなくていいデニムは初めて」とよく言われます。

合わせたのは、同じく「ヤエカ」のカシミヤのタートルニット。薄手のカシミヤなので、デニムにインしてみました。カシミヤの白なんて、絶対にナポリタンは食べられないですね(笑)。

追い打ちをかけるように肩掛けした白のストールも「ヤエカ」のもの。カシミヤ10%の混率ですが、まるでカシミヤ100%のような肌触りで、包まれるとその心地よさに一人ニンマリしてしまいます。素材のよさは着心地のよさ、着心地のよさは気持ちよさへ。服がくれる小さな幸せです。

ベルト、靴、バックは全てブラックで統一しました。なかでも推しは、ベルトです。春、好評だったので、この秋にも追加したものです。
ベルトってすごく難しい~。幅広すぎると圧迫感が出たり、革が厚すぎると、小柄な私はそのボリュームに負けてしまったり。そしてなんといってもバックルです。スクエアもしくは楕円のシンプルなバックルのベルトを探すこと十数年、ついに理想のベルトを見つけました。
3cm幅で、ほどよい厚さの革、シンプルなバックルのベルトは、灯台下暗しで、当店おなじみのブランド「マスターアンドコー」が作っていました。このベルトを見せたくてニットをインしたくらいです。
赤ってすごいと思います(こんな小学生みたいな表現しかできない、かなしき語彙力……)。

オーセンティックな赤いタータンチェックのストールに、小さな赤いバッグにするだけで、元気そうな人に見える! 自分に元気がない時は、赤い服を着たり、赤い小物を合わせたりするといいかもしれません。ストールとバッグの色を合わせるのも、冬のおしゃれならでは。ニットやコートでは遠慮してしまうカラーに小物で挑戦してみるのもいいですね。
いつもクリスマスにテレビで放送されている映画「ホーム・アローン」を、先週なんとなく観ていたら、気づいたことがありました。マコーレー・カルキンの服が可愛いいんです! 赤いマフラーに赤いトナカイ柄のニット帽を被って、ブルゾンのフードみたいなのが赤のタータンチェック。映画にはときにファッションのお手本が散りばめられていますね。
ではでは、よいお年をお迎えください。
YAECA CONTEMPO カシミヤタートルニット/オフホワイト
YAECA CONTEMPO ストール/オフホワイト
MASTER&CO. ベルト/ブラック
撮影協力:7days Hotel plus
撮影・ヘアメイク:藤岡ちせ(APARTMENT 102.)
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高知県高知市はりまや町1-9-7 1F
営業時間11:00~18:00(木曜のみ13:00~18:00)
定休日:水曜
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Instagram「@anouck.harimayacho」
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