紬織の人間国宝・志村ふくみさんのテキスタイルをプリントしたワンピースお披露目会が開催されます!
絹糸を草木の自然染料で染め、機(はた)にかけて織り上げる「紬織」において人間国宝となった染色家・随筆家の志村ふくみさん。その芸術精神を継承する次世代の作り手たちによる染織ブランド「アトリエシムラ」のギャラリーで、新作のお披露目会が開催されます。

今回の企画は、「アトリエシムラ」が始動させた「志村ふくみテキスタイルコレクション」を初めてプリントアイテムとして製品化した貴重な試みです。

企画、制作は、身に着けた時の心地よさ、物語を感じるデザインや生産背景にこだわった「フェリシモ」のブランド「el:ment(エル:メント)」が担当。生地、プリント、縫製まですべて日本製にこだわって作られています。

生地に用いたトリアセテート繊維は、日本でのみ生産され、ブラックフォーマルにも用いられる高級服地の繊維。絹のような光沢と滑らかさ、美しいドレープ性が特徴です。からだの立体感に合わせたタックが、動くたび美しいドレープを生み出す様は、どこか着物を思わせます。

これらのワンピースは、ふくみさんが過去に織りためてきた裂をデータ化したコレクション内の「紫白段」と「色と光のこころみ」からインスパイアされてデザインしたもの。お披露目会では、この2作品に使われた草木染の色糸も展示される予定です。
「紫白段(むらさきしろのだん)」
志村ふくみさんが幼少期を過ごした武蔵野で、かつて自生していたといわれる「紫草(むらさき)」の根からいただいた特別な色。平安時代の公家文化「冠位十二階」で最も高い位を表した色としても、日本人にとって特別な色です。
「色と光のこころみ」
ゲーテの色彩論にインスパイアされ、植物と色彩が織りなす抽象的で深遠な世界観を、独自の思想に高めていくきっかけとなった作品。糸色のグラデーションが複合的な視覚効果を生み出し、美しい調和をもたらしています。

また、「アトリエシムラ」が草木染めしたシルク糸を使用した桐生刺繍のイヤカフも登場。植物からいただいた優しい色が、耳元に彩りを添えてくれます。

今回のお披露目会は、志村ふくみさんの精神が宿る色の世界と、現代の暮らしに寄り添うデザインが融合した「美」を直接感じることができるまたとない機会ですので、ぜひ訪れてみてくださいね。
「el:ment×アトリエシムラお披露目会」
●日時
2026年2月3日(火)
14:30~17:00
●会場
アトリエシムラGallery&School 東京・世田谷
(東京都世田谷区祖師谷6-17-7)
※お披露目会の様子は撮影させていただく可能性があります。
Atelier shimura(アトリエシムラ)
https://www.atelier-shimura.jp
「el:ment(エル:メント)」
https://www.felissimo.co.jp/elment
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