春の山暮らしで見つけた着回し #4
自然の中に暮らしていると、「備える」ということが大切になってきます。――来年の冬のために、薪を集めて乾燥させておく。停電や災害に備えて、発電機を用意しておく。天気予報で雪マークを見つけたら、食料を買いだめしておく。

「野焼き」で黒くなった阿蘇の景色
本日の阿蘇の気温は、朝は-4℃、日中は13℃。山は寒暖差が激しいので、体を守るための“服の備え”も必要だと、この生活から学びました。
例えば、冬だけのものだと思っていたメリノウールのインナーも、実は“春こそ”意味があります。朝の凍える冷えにも、汗ばむ昼の気温上昇にも対応してくれる……、呼吸する天然素材ならではの、ちょっとした“気候調整装置”になるわけです。

というわけで今日は、春に向けて“備え”ている、デンマークの「JOHA」のメリノウールインナーに、春物を重ねた着こなしをご紹介します。
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車で近場に出る程度の外出なら、キッズサイズの長袖インナーをロンT代わりに。

リネンベストとの組み合わせは、私の定番のご近所スタイルです。

実は私は、大人サイズよりも“キッズサイズ”を愛用しています。「ニードルドロップ」という透かし編みで、暖かさを保ちながらも汗がこもりにくいのです。

キッズの160サイズを着用しています(身長166cm)

見た目にも縦縞のような編み地の表情があり、首元が詰まっていることも相まって、下着っぽく見えないのです。
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ブラウンのリネンシャツの中には、メリノウールにシルクを混紡したキャミソールを着ています。

キャミソールはWOMEN’Sライン(大人サイズ)です
透け防止にもなりつつ、自分の体温とウールがじんわり“同化”するような、自然な暖かさを実感できます。

綿麻の「maison de soil」のパンツは軽い素材感で、春から夏にかけて普段着にもお出掛けにも着回す予定の一枚ですが……

ゆとりのあるシルエットなので、裾から冷たい空気が入ってくることも。そんなときは、インナーショーツを履いておくと安心です。
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また、半袖を着る時期になっても同様に。メリノウールのタンクトップを中に着ておくと、冷房による冷えを和らげてくれます。

タンクトップもキッズの160サイズ。首が開きすぎていないので、半袖トップスのほか、カーディガンのインナーとしても便利に使えるのです。

リネンのスカートの下にも、実はレギンスを重ねています。スカートは風が通って涼しい反面、油断すると冷える……。だからレギンスが欠かせません。

レギンスはウール(KIDS / 写真右)の他、ウールシルク(WOMEN’S)も愛用中
ウールにリネンの組み合わせは、どちらの素材も「保温・吸水・放湿」と三拍子そろっているので、快適さが格別です。

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ヨーロッパの女性たちの着こなしを見ていると、薄いウールのインナーを上手に重ねて体温を調整しつつ、デコルテを見せるなど、どこか薄着で軽やかに見えます。
私自身も、「快適さ」と「ひとさじの緊張感」、この両方をバランスよく整えることを、大切にしています。
着用スタッフ身長:166cm
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< STYLE1 >
メリノウール長袖インナー「JOHA」セサミ(KIDS 160)
リネンベスト「fog linen work」ナチュラル
デニムパンツ「Acne Studios」(1991) 私物
ストール「Faliero Sarti」私物
レザースニーカー「OFFICINE CREATIVE」私物
< STYLE2 >
メリノウールシルクキャミソール「JOHA」セサミ(WOMEN’S)
メリノウールシルクショーツ「JOHA」セサミ(WOMEN’S)
リネンシャツ「MANUAL ALPHABET」ブラウン
コットンリネンパンツ「maison de soil」グレー
パンプス「Marsèll」私物
< STYLE3 >
メリノウールタンクトップ「JOHA」グレー(KIDS 160)
メリノウールレギンス「JOHA」セサミ(KIDS 160)
メリノウールシルクレギンス「JOHA」(WOMEN’S)
コットン半袖ニット「1dozen」チャコール
リネンスカート「fog linen work」ラン
Gジャン「Si-Si-Si comfort」ブリーチ
エスパドリーユ「Ralph Lauren」私物
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽3811-1
電話:0967-67-2338
メール:info@robinaso.com
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:水曜、木曜(祝日の場合は営業)
https://robinaso.com/
ONLINE STORE:http://robinaso.theshop.jp/
Instagram:@robin.aso
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