軽量アウターで肩こり知らずのあったかスタイル 主婦・金子敦子さん
この冬は、表情豊かなローゲージニットに
ふんわりと軽~いコートをはおって軽快に
「フォーティファイブアール」ウールコート
(重さ1000g!)
金子敦子さんが「この冬の一枚」と購入したのは、
軽くてやわらかな質感のウールのフーデットコート。
ハイライト効果を狙って白のクルーネックセーターを
合わせたら、袖を折りネイビーをのぞかせてアクセントに。
「エフエルダブリュー」ウールリネンコート
(重さ600g!)
重いコートが苦手な金子さんは、
冬でもリネン混の薄手コートを愛用中。
「厚手のケーブルニットと組み合わせれば
真冬でも充分暖かい」。
全身をニュアンスのある淡いトーンでまとめて、
色味的にも軽やかさを演出して。
「ロンドントラディショナル」ロングダッフルコート
(重さ1400g!)
「ロングダッフルコートなのに、軽量な一枚を見つけました!」
細身のデザインで縦ラインを強調、
ブルーのニットにグレーのパンツで
大人な印象に仕上げたら、
シャツとスニーカーの白を効かせて抜け感を。
軽いアウターを求めて
金子さんが最初に手にしたのは、ダウンコート。
けれど……確かに温かくて軽いけど、
テカテカした光沢が好きではないし、
おしゃれの幅も広がらない。
暖房の効いた空間ではかえって暑く、
何だか見た目もズドンと重く感じます。
その後の試行錯誤の末、金子さんが
たどりついたのは、インナーでしっかり防寒しつつ、
脱ぎ着がラクで体温調整がしやすい、
軽い素材のコートを重ねるというスタイル。
そしてコートは見た目の「軽やかさ」も重視します。
「歩くと裾まわりが揺れる、 やわらかい素材のものや、
オフ白など色味自体が軽やかなもの。
ロング丈でも肩がコンパクトで縦ラインを強調してくれる
タイプなら、すっきり見えるみたい。
ときにはアウター同士を重ねたり、
ストールを効果的に使ったり。
着こなしの幅も広がり、冬が楽しみになりました」
photo:枦木 功 text:田中のり子
『ナチュリラVol.40』より
Profile
金子敦子
等身大の着こなしを公開するブログ「命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ」が話題に。著書『お母さん、その服なんとかしよ!―毒舌ムスメのファッションチェック』(飛鳥新社)も好評発売中。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。