ひとめ惚れした新ブランド「_Fot（フォート）」の靴とアクセサリー

～ HOEK（フーク）より vol.21 ～

今日のひとしなは、インテリアとファッションを融合したブランド「_Fot（フォート）」のご紹介です。

「_Fot」は、2016年AWからスタートしたブランドです。デザイナーは、「HOEK」でも不動の人気を誇る「Hender Scheme（エンダースキーマ）」の一員として活躍されていた大津亜由美さん。

以前から、会社内で新たに別のブランドを始めること、そして大津さんがファッション以外にもインテリアデザインを専攻されていたことやその考え方などを聞いていたので、どんなブランドになるのか夫婦共々楽しみにしていました。

そして訪れた展示会。会場は渋谷にあるギャラリー「（PLACE） by method」。無機質な中にも、細部までこだわり抜かれたディティールを施し、さりげなく配置される家具や、そこに置かれる小物の一点一点までもが素晴らしくセンスの光るとても居心地の良い素敵なギャラリーです。「_Fot」の初コレクションは、この空間と見事に融合し、凜とした存在感を放っていました。

そのデザインセンスとクオリティーに、心奪われながらも、会話のレパートリーが極端に少ない私は（←自己分析です……笑）、「かわいい!!」と半ば興奮気味に連呼。奥行きのない表現ではありますが、それはつまり私としては、ひどく感動していたということなんです。「エンダースキーマ」にも精通するその巧みなモノづくりはそのままに、女性らしさが加わり、よりモードな世界観に仕上がっています。

中でも特徴的だったのが、木工職人と制作したウッドヒールのシューズやアクセサリーたち。このブランドの軸となるシリーズで、無機質でミニマルなデザイン。それでいて上質で洗練されたクオリティー。元々、ファッションブランドというよりは、ファッションと空間の間に存在するものを目指したいと考えていた大津さん。ブランド名の「_Fot」も、”For Things” の略なのだそうです。

プロダクトとしての佇まいと、歩きやすさを意識して生み出されたシューズですが、もはやインテリアオブジェとも言える存在感すら持ち合わせています。

ヒールも円柱、三角柱、四角柱と展開。展示会場にそれぞれが羅列される様は、アートそのもの。

持っているだけで、身につけているだけで気分が上がるアイテムってありますよね。「_Fot」のアイテムも、まさにそうです。

ベーシックなデザインにまとまっている中、「_Fot」の個性は心地よいアクセントになってくれるんです。それは、一度手にしてしまうと、自分の身の一部になったような感覚でもあります。

ちなみに私はプライウッドのピアスを愛用しています。はじめ、この大きさに難しさも感じましたが、今やもう私の一部とも言える存在。一番出番の多いピアスとなり、シンプルな中にも個性が欲しい私の装いに、心地よいアクセントをプラスしてくれています。

残念ながら現在は欠品中ですが、２～３月に再入荷予定です。定番で展開するものも多いブランドで、このピアスも「HOEK」で毎シーズン入荷していきたい商品の一つです。気になった方は楽しみにお待ちくださいね。

今回ご紹介した「_Fot」。「HOEK」では、今後ももっとラインナップを増やしていきたいと思うブランドです。手にするだけでウキウキな気分にさせてくれるファッション小物は、自分へのご褒美としても、大切な友人のための贈り物としてもオススメです。

展示会で見て個人的にもとても気に入った新作のキーホルダーや、シューズ、木のリングなども来月以降に入荷しますので、お楽しみに。とっても 「かわいい（笑）」 ので、乞うご期待です。

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