なくてはならない、当店の定番品 「itten.」のデニムパンツ
~HAC by WONDER MOUNTAIN(ハック バイ ワンダーマウンテン)より vol.30~
今日ご紹介するのは、「itten. (イッテン) 」のデニムパンツです。
みなさん、デニムはお好きですか。
私は昔からとても好きで、雑誌の中で見る人たちが“マイ定番デニム”と紹介して穿いている姿を見ては「かっこいいなぁ~」と憧れていました。ただ身長が高くはないので、サイズ選びに戸惑ったり、自分が穿いたらイマイチだったりで、なかなか「これだ!」というデニムには出会えず、あまり穿く機会がありませんでした。
ですが、このデニムに出会ってからはかなりの頻度で穿くようになりました。「これなら穿ける」、と。こう感じたのは私だけではなかったようで、お客様からも他のスタッフからもこうした声をよく耳にします。
デニムをあまり穿いていなかった理由は人それぞれ。「カジュアル過ぎて見える」「若いときには穿いていたけど、ある年齢を境に遠のいた」「あのゴワゴワした肌触りが苦手」…などなど。みなさんに共通していたのは、「デニムはかっこいいから日常的に穿きたいけど、穿けない」ということでした。
この「itten.」のデニム(通称:ヨハネスデニム)は、股上が深く、ウエストからヒップを綺麗に包み、レングスはすらりと細身のシルエット。膝下から裾にかけ、やや広がったブーツカットの仕様で丈は少し短めに設定してあるので、ちらりと足首がのぞき軽やかで活発な雰囲気に。
そしてなんと言っても抜群のストレッチと、生地の柔らかさ。
車を運転していても、たくさん歩いた日も、自転車に乗っていても、着心地のストレスはまったくありません。元々のデニム愛用者も、これをきっかけにデニムに挑戦した人もみんなついついこれを穿いてしまうのは、この穿き心地の良さにもあります。
私が気に入っているのは、チャック部分の絶妙なもたつき。レディースシルエットの細身デニムだとどうしてもウエストがぴたっとなるのですが、このデニムには、ヴィンテージのメンズデニムを思わせるかっこ良さがあります。ただの「綺麗なシルエットのパンツ」で終わらせないディテールです。
好きな理由もまた人それぞれ。
「いろいろと細部が凝っているけど、デザインがシンプルだから合わせやすい」「何より穿き心地が楽」「横から見た時の裾の開きが綺麗」…などなど。ちょっとユニークだったのが「ポケットが深い」という声。実はこのデニムに限らず、「itten.」のパンツはポケットが深いのです(これが本当に便利!)。
これは何本も穿いた人だからこそ気が付く魅力かもしれません。よく穿いていると、日々ジワジワと嬉しい新しい発見があります。「パンツは『itten.』に信頼があるから、『itten.』で揃えていこう」と言われている方もおられるほど。
「itten.」の洋服はユニセックスサイズで展開しているので、男性も女性もきちんとサイズを選べば、着る人を選びません。
そして不思議なのは、誰でも“その人それぞれの似合い方”をすること。「『itten.』を着るとこういうイメージ」、という固定概念がなく、それぞれのライフスタイルや好みのスタイル、体型にフィットします。これはデザイナー・大森雅之氏が常日頃から言っているように、「あとは受け手に委ねる、着る人に自由な余白を残す」ということが反映されているのかもしれません。
「勝手にどうぞ」と手放すのではなく、着る人それぞれの悩みなど、いろいろなことを諦めさせない許容の広さを感じます。
私にとってだけではなく、ここにいるスタッフ、そして本店「Wonder Mountain」から長く当店を支えて下さっているお客様にとって、実は当店のディレクターも務める「itten.」のデザイナーは、着こなしのあれこれの“「無(なし)」を「有(あり)」に変えてくれた”、かけがえのない存在です。
大それた表現かもしれませんが、そしてお客様もスタッフも割といい大人たちですが(笑)、純粋に心からそう思っています。
そんな「itten.」の洋服は、どれもお試しいただきたいのですが、女性には特にこのデニムをおすすめします。
ライトインディゴ、ワンウォッシュ、ブラックの3色のカラー展開。当店の定番アイテムとしていつも揃えていますので、気になるカラーからぜひ、挑戦してみてくださいね。
「今買っておかないと!」と焦らなくても大丈夫です。変わらずいつも揃えていますので。
この夏には新型のデニムもリリース予定!こちらもスタメン入り間違いなしです。
TEL:084-983-2740
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
http://hac.digital-mountain.info/
Instagram「@hacbywondermountain」
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