半纏(はんてん)とコラボ!?「宮田織物 for SALON」
~SALON adam et ropéより vol.29~
本日ご紹介する今日のひとしなは、「宮田織物 for SALON」の半纏(はんてん)です。
とある展示会で、宮田織物の半纏に出会いました。綺麗な色、素材テクニック。会場に物凄い数の半纏が並んだ様子を見て、“「半纏」=家で着ている日本古来の防寒着”というイメージが、一気に覆されました。
「SALON adam et ropé(サロン アダム エ ロペ)」では、ホームウエアとして様々な素材でガウンやアウターを作ってきました。そして、展示会での出会いをきっかけに、「この半纏も取り入れたい!」という思いが募り、宮田織物さんへお取り組みをオファー。
最初は難しそうでしたが、「SALON」のデザインチームで福岡県・久留米市へ。「どうしても、ご一緒したい!」という熱い気持ちを受け入れてくださり、コラボレーションが実現することとなったのです。
すべて宮田織物の半纏は職人の手仕立て。普通の機屋さんがしないような編地にも果敢なくチャレンジして、独自性を追及したデザインと風合いを作り出しています。現場では何度も何度も試し編みを繰り返しながら作っているのが印象的でした。
生地のデザイン、機織(きばた)を編むところ…。半纏を作るまでの一貫生産をしている工場は珍しく、それぞれの工程のチームが情熱を持って作っている現場でした。一貫工場だからこそ、こだわったものづくりができているのだなという印象がありました。
工場の中には、宮田織物が製作してきたアーカイブの生地である機織を保管する倉庫のような場所があり、そこから「SALON」チームがイメージにあった素材をセレクトさせていただき、半纏が出来上がっていきました。
イメージは、ベーシックな白、黒や、デニム見えするスラブなど。ファッションとしてスタイリングに取り入れられるような、クリーンな印象になるようにセレクトをしています。
滞在中にはこんなエピソードも…。
おもてなしをしてくださった宮田織物のご担当者さんと、現地でご紹介してくれたうどん屋さんへ。
オススメの理由は、「うどんや、えびの配置、玉ねぎの天ぷらの形がまん丸で美しいから」とおっしゃっていました。こんなところにも美しいものにこだわる宮田織物さんたちのパワーを感じました。
2018年秋冬もコラボレーションをしています。おうち着を超えたスペシャルなアウターに仕上がりました。
また、はんてんに限らず、宮田織物の素材を使ったウエアコレクションも展開しています。是非店頭でもご覧いただきたいです。
text:長島
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tokyu praza ginza
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営業時間:10:00~22:00
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営業時間:11:00~21:00
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