「My vest one-piece」~おしゃれ暦vol.62葉月
『ナチュリラ』本誌でも、季節ごとのリアルクローズとそのおしゃれな着こなし方を提案してくださっている人気セレクトショップ「アナベル」。店主の伊佐さんによる、季節のおしゃれエッセイ・第62回目です。残暑は厳しいですが、いよいよ8月もあとわずか。そわそわと新しい季節を待ちながらも、まだまだ涼しい服は必要で……。そんなとき、こんなワンピースから秋を始めてみるのはいかがでしょう?
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photo:川本浩太 text:伊佐洋平 model:伊佐奈々
今年の夏、妻が一番着た洋服を聞いてみた。
- 「Honnete(オネット)」アイリッシュリネン ボートネックブラウス
- 「maison de soil(メゾン ド ソイル)」 ピンタックブラウス
- 「blue in green (ブルー イン グリーン)」ブカブカパンツ
この3つは、他を圧倒してたくさん着たそうだ。
理由を聞くと納得。
トップスは風通しが良く、ボトムスは足にまとわりつかない。
なるほど、、それってワンピースみたい?
ということで、見事に残暑厳しい晩夏初秋。
今年はワンピースから始めてみる。
コットンのインディゴ染めのワンピースは、
ロングスリーブデザインで、かなりのロング丈。
ロング丈で、ドレス感があるだけでなく、ちりばめられた丁寧で細やかなタックギャザーは、季節の始まりにちょうどいい美しさ。
あまりの美しさに、気持ちもリセットされる。
こんなワンピースもいい。
クルクル回って踊りたくなりそうな袖。
夜空にちりばめられた流星群のようなドレープライン。
思わず手を伸ばして触りたくなる。
後ろ姿も見とれるほど美しい。
少し個性的で、可愛らしいタックのインナーパンツは、
美しい装いに、さらに華を添える。
思い切って真っ白のワンピースで始めてもいい。
白のワンピースに白のベストを重ねてみる。
刺し子のシルクストールもあいまって、
明るいながらも秋を感じさせる。
かばんも思い切って白を選ぶ。
季節の始まりは、ファッション好きの血が騒ぐ。
重ね着のできるワンピースは、秋冬には心強い。
確実にスタイリングに幅が出る。
ベストはボタンをはずして羽織っても素敵。
ベストはシャツに着るもの?
そんなことはない。
シャツはもちろん、ブラウスにも薄手のニットにも。
そしてワンピースにも。
「マイ “vest” ワンピース」で秋を始めようか。
インディゴワンピース:khadi and co ¥69,000+tax
ミニバッグ:sono ¥11,000+tax
ストライプのワンピース:GASA ¥58,000+tax
インナーパンツ:susuri ¥19,000+tax
ミニバッグ:sono ¥11,000+tax
ピアス:vali(私物)
白いワンピース:ゴーシュ ¥40,000+tax
白いベスト:khadi and co ¥35,000+tax
ストール:GAIJIN MADE ¥8,500+tax
シューズ:R.U. ¥39,000+tax
バッグ:khadi and co ¥15,000+tax
東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩5分
℡045-482-4026
営業時間:11:00~20:00 水曜定休
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