ベレー帽をかぶった職人さんが作る「SHOE＆SEWN（シュー&ソーン）」の靴

～ai-natural. より vol.2～

手仕事でしか生み出せない、柔らかい風合いと履き心地を追求し、クラシックな大人の日常靴をコンセプトに、職人が１足１足丁寧に手作りしている「SHOE＆SEWN（シュー&ソーン）」の靴をご紹介します。


出会いは、ある雑誌で一目惚れしたことから。なんてかっこいいのだろう。どんな方が作っているのか、他にはどんな靴があるのか……。その気持ちをずっとあたためて２年が過ぎたころ、ようやくお会いできることに!!

初対面の時は、とても緊張していたのを思い出します。神戸の工房を訪ね、そこでお会いした森本さんは、まるで映画に出てくるかのようなベレー帽とエプロン姿の靴職人でした。またそれがとてもお似合いで素敵な方。

どんな方が作っているかは、お客様も興味があると思いますし、作っていらっしゃる方も靴を販売する人（つまり私）がどういう人かを知っていただくのも大切なことだと思うので、直接お会いしに行ったのですが、森本さんの靴を作ることへの想いを直接お聴きすることができた、貴重な１日でした。その時、私がずっと憧れていた「SHOE＆SEWN」のシューズは、やっぱり良いものだったと心から確信しました。

はじめて「ai-natural.」でオーダーしたシューズは、「Medoc（メドック）」というモデル。ボタンアップのデザインが斬新で、年齢や性別を問わないかっこいいシューズです。

使われているのは、イタリアのバケッタレザー。古くからイタリア北部サンタクローチェ地方に伝わるベジタブルタンニンレザーで、樹木のタンニンを使い、昔ながらの手法で一枚一枚なめされています。

原革を牛のショルダーの部分だけに厳選することで、しっかりと肉厚のある仕上がりになり、履き込むほどにとても柔らかくなり足にしっくりと馴染んでくれます。エイジングもまた楽しみのひとつです。

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