「SHOE&SEWN（シュー＆ソーン）」の"育てる"ブーツ

～ai-natural. より vol.3 ～

昨日ご紹介しました、「SHOE&SEWN（シュー＆ソーン）」。“Medoc（メドック）”は代表的なデザインですが、実は、今の季節に欠かせないブーツも製作されています。そこで今日は、「SHOE&SEWN」のブーツをご紹介します。

“Medoc”をショートブーツにしたようなデザインの“Joseph（ジョセフ）”。ギボシを使ったところや白のステッチがコニャックのカラーにとてもよく映えます。革はイタリア製のバケッタレザーを使用しており、履くほどに馴染んでエイジングも楽しんでいただけます。

いつもソールは、レザーソールで仕上げてもらっています。ここは、私のこだわりなのです。他にもクレープソールやラバーソールでもオーダーできるのですが、店頭分に関しては、「革の良さを味わってもらいたい」というのと「ずっと長く履き込んでもらいたい」という思いから、レザーソールでお願いしています。

すべて手作りで製作されているので、修理が可能です（有償になります）。これもずっと長く愛用していく上で嬉しいことかなと思います。

ファストファッションが流行っている最近では、「修理をして大切に履く」ということを悲しいかなあまり聞かなくなってきたような気がします。ですが、デザイナーの森本杉斉さんがおっしゃった言葉がとても印象的でした。「完成は出来上がりではなく、履き終えた時が完成なのです」と。

 
私も昨年オーダーし、履き始めています。“成長具合”としてはまだまだこれからといった感じですが、少しずつ柔らかくなって今ではすっかり足に馴染み、脱ぎ履きも楽にできます。

自分の費やした時間が靴にも表れる……。みなさまもぜひ、そんな素敵なシューズに“育ててみる”のはいかがでしょうか。

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