ぜひ一度着てほしい「Harris Wharf London」のコート

～EUREKA FACTORY HEIGHTS より vol.9～

イタリア・トリノ出身のアキアルディ兄弟によるブランド、「Harris Wharf London（ハリス ワーフ ロンドン）」。ロンドンに拠点を置きながらも、二人の生家でもあり、四代続く歴史あるトリノの縫製工場との二カ所で生産を行っています。

デザイナーはヴィヴィアン・ウェストウッドや、アレキサンダー・マックイーンといった名だたるブランドで経験を積んだジュリア・アキアルディ。

高品質なファブリックを使用し、英国サヴィルロー仕込みの高度なテーラリング技術を駆使して生み出されるウェアは、その堂々とした佇まいが魅力です。

そんなブランドのアイテムの中から、今回はコクーンコートをご紹介させて頂きます。

その後ろ姿は、まさにCocoon（コクーン）。体全体を丸く包み込むようなラインが特徴的です。ハリのあるプレスドウールを使用し、立体的な裁断によって仕上げられたモードなシルエットは、オンとオフどちらのスタイルにもハマります。

プレスドウールとは、名称の通りウールを圧縮することで繊維の密度を高めたもの。ほどよい肉厚感がありながらも、軽い着心地で保温性にも優れています。

「Harris Wharf London」のアウターは、この軽さに加えて動きやすさにもこだわり、あえてライナーを配していません。ですが、裏面の縫製箇所など、本来はライナーに隠れて見えない部分まで滞りなく美しく仕上げられた姿には、思わず見惚れてしまうほど。

当店の冬の代名詞とも呼べる「Harris Wharf London」のコート。語り出せば止まらなくなってしまう、魅力たっぷりでオススメのコートです。

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