無理して、若者と同じデニムを選ばなくてもいいんです
今週月曜日~金曜日まで特集でお届けしている「毎日の大人服」byパーマネントエイジ。第3回のテーマは、「大人のデニム」です。いくつになっても、シンプルなデニムをサラリと着こなす女性は格好いいもの。ただし、”若者と同じ”にこだわると、変に”若作り”になるので要注意! 「パーマネントエイジ」の林 多佳子さんが選んだのは、こんな2本でした。
#3 DENIM PANTS
股上がしっかりあって
お尻がきれいに入って、
“普通”のデニムが、
実はきれい
「デニムは基本的に作業着なので、ドレスアップしすぎると逆におばさんっぽくなってしまいます」と多佳子さん。きれいめに着たいなら、ジャケットと組み合わせて。「ディープブルー」のデニムと「ブランバスク」のジャケットを。
「本来デニムは時間をかけて経年変化を楽しむものですが、もう、そんな時間はないでしょう(笑)? ヨリが甘いやわらかいもののほうがはきやすいですね」と林 行雄さん。ダメージ加工されていると若者っぽくなるので、ワンウォッシュ程度の濃い色を。「凝ったデザインで妙にドレスアップすると“おばさんくさく”なるので、上質な素材でさらりと着こなすのがいいですね」
お店で人気なのが、股上がやや深く腰ばきにするやんちゃデニム。年配の方には、股上がしっかりありちょうどいいのだとか。これは「ディープブルー」のもの。
ちょっと色落ちした薄めの色(上のph)と、色落ちしない濃いインディゴのものと2つのタイプを持っていると、デニムのコーディネートを楽しめるようになる。これは「プレット」のストレート。
Y字にシワが寄らないように
ロールアップは几帳面過ぎないように
デニムのサイズが自分に合っているかどうかの目安が股下のシワ。ここにY字のシワ寄るようでは、ちょっと大きいということです。自然にストンと落ちるサイズを選びましょう。さらに、ロールアップは几帳面になりすぎないことが大事。きれいに折り曲げず、クシャクシャッとでOK。「左右の長さが多少違うほうが上級者っぽくて格好いいですよ」
明日は、「大人のパーカ」をお届けします!
#4 PARKA へ続きます。
『毎日の大人服』より
photo:岡田久仁子 text:一田憲子
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