そろそろワンピースを買いたくなる季節

福岡「GOUACHE FUKUOKA」vol.4　冬の着こなし

まだまだ寒さが身に染みる季節だというのに、２月を前にすると何を着ようかと、なんだかソワソワしてしまう。どうやら頭の中で「梅」と「桜」が春の足音として混合しているようです。そんな時、思わず手に取ってしまう、お花を連想させるギャザー感たっぷりのワンピースをご紹介したいと思います。


沖縄発のブランド「Alaris（アラリス）」と「ガッシュ福岡」のコラボワンピースです。「アラリス」さんの服作りは、とんでもなく丁寧。それは縫製だけでなく、デザインに込められた熱量であったり、服に対するたくさんの愛情だったりが、手を触れるだけですぐさま伝わってくるほど。


おとなのワンピースはサイズ感が大事ですから、程よくゆとりのあるサイズ感と贅沢な生地使いが必須。それが愛らしさの中にも優雅さを醸し出す要素のひとつでもあります。


厳しい寒さを和らげてくれるパープルのワンピースに、春の訪れを感じさせるアイボリーのコートを品良く合わせてみました。コクーンシルエットのコートを合わせれば、まるで「つぼみ」のよう。


こちらは色違いのブラック。このシーズンになってくると普段着にも出来て、オケージョンにも活用させたいという、お財布事情にやさしい服のリクエストも多くなりますから、探されていた方にはとてもおすすめ。

また、オケージョンでワンピースを選択した場合、アウターに何を着たら良いかが分からない……とのお声が多かったので、「si-si-si comfort（スースースーコンフォート）」にオーバーサイズのローブ（上の写真）とノーカラージャケット（下の写真）の２型を「ガッシュ福岡」別注で作っていただきました。

ノーカラージャケットは、前をリボンで留めるスタイル。


リボンは取り外しできますので、パンツスタイルの時も使いやすい仕様になっています。


またジュエリーには、シックさの中にも可愛らしさのあるシンプルなパールネックレスを。オケージョンにはもちろんのこと、きれいめからカジュアルまでスタイルを問わず着こなしに馴染みます。ひと粒ごとの形や大きさが微妙に異なる淡水パールは、フォーマル過ぎないのでおすすめです。


最後は、「si-si-si comfort」の赤いワンピース。いままで赤なんて着たことが無いとおっしゃられる方も多いはず。その反面、いつかは着てみたい……と思うのも赤のワンピースなように思います。実はそんなに難しいアイテムでもなくて、年齢を増すごとに似合う方が多くなってきます。


いま巷で流行りのグレーヘアもそうですし、若い頃より少し明るめの口紅が似合うようになると、意外と赤が似合う自分がいることに驚いたりするものです。実際にお店で買っていかれる方も、みなさん「赤の初心者」さんばかり。まずはデニムジャケットなどカジュアルなアイテムと合わせてみてはいかがでしょうか。


今回はワンピースを中心にご紹介させていただきました。こちらはコーディネートに使用したシューズたち。ワンピースには、こういう甘すぎないテイストのシンプルな靴が似合いますね。

外はまだまだ寒くとも、春の準備は楽しいものです。特にワンピースはオールシーズン使いまわせる便利なアイテムですから、お気に入りを探してみてください。

「ガッシュ福岡」からお届けした「おしゃさんコーディネート」連載、今月はこの回でいったんお休み。次は４月に登場いたします！ では、また春にお会いしましょう。

ギャザーワンピース：Alaris（アラリス）￥29,000＋tax
オーバーサイズのローブ：si-si-si comfort（スースースーコンフォート）￥25,000＋tax
ノーカラージャケット：si-si-si comfort　￥23,000＋tax
パールネックレス：si-si-si comfort　￥17,000＋tax
赤いワンピース：si-si-si comfort　￥27,000＋tax
Gジャン：si-si-si comfort　￥18,000＋tax
フラットシューズ：VIEILLE（ヴィエイユ）￥24,000＋tax
レースアップシューズ：travelshoes by chausser（トラヴェルシューズバイショセ）￥21,000＋tax

Model : shima