重ね方で着こなし自在!「ミシェル ボードアン」のロングシャツワンピース
【冬から春へとつなぐ服②】
島根県松江市でセレクトショップ「Daja」を営む板倉直子です。
今回は気温に応じたロング丈ワンピースの着こなし方をご紹介します。
インにコットンの黒いタートルを合わせ、コートやエプロン、ニットベストで変化をつけていきます。
今週は2月4日(月)から8日(金)まで5日間連続でお伝えいたします。
私が好きなアイテムの一つに、ロング丈のシャツワンピースがあります。
一枚で軽快に着るのはもう少し先のシーズン。
2月にはニットやコートを合わせ、重ね着を楽しみます。
よく店頭でお客様から質問されるのは、ロング丈のワンピースやスカートに合わせるコートの丈について。
ここ数年は丈の長いワンピースなどが人気で、そうするとこれまで着ていた膝丈のコートではバランスが取りにくいのかもしれませんね。
私はロング丈のアイテムには、同じくロング丈のコートを合わせることが多いです。
ロングコートを合わせるとワンピースがよりマニッシュに着こなせるような気がします。
同じワンピースにブラックリネンのエプロンをプラスして。
変化の付けにくいワンピースがまるでシャツのように見え、ガラッと印象が変わります。
日々の暮らしの中で「使うモノ」「着るモノ」としてご提案している<Dajaメゾンシリーズ>の「ニシカ」のサロンエプロン。
上質なベルギーリネン素材のエプロンは、こんな洋服のような使い方もお勧めです。
ワンピースは着こなしに変化をつけにくいアイテムですが、エプロンをコーディネートに取り入れるというアイデアは、企画の当初から思い描いていました。
エプロンなので耐久性もあり、手軽に取り入れられるのがミソ。
おしゃれエプロンスタイルとしてホームパーティや料理教室などに、時にはちょっとした外出にも着ていただきたいと思っています。
エプロンの合わせ目からワンピースが覗き、バックスタイルも新鮮に見せてくれます。
シャツワンピースにニットベストを合わせてトラディショナルに。
着こなしがピリッと引き締まる黒いニットベスト。
キチンとした感じも出るので、お仕事のときのコーディネートにも良さそうです。
春先にはセーターだと暑く感じることもありますが、そんな時にニットベストは重宝しますね。
重ね方次第で着こなしの印象が変わるシンプルなシャツワンピース。
組み合わせるアイテム次第で、気温に応じて温度調節も自在にできます。
シャツワンピースは、冬から春へとつないでくれるとても便利な一枚です。
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コットンリネンダンガリー シャツワンピース
「michel beaudouin」
¥23,000+tax
コットンテレコタートル
「NOUVELLES DU PARADIS」
¥3,800+tax
モールスキン ショップコート
「HAND ROOM WOMEN’S」
¥35,000+tax
ベルギーリネン サロンエプロン
「nisica」
¥12,000+tax
Vネックベスト
「Sono」
¥13,000+tax
ウィングチップシューズ<BURWOOD WG>
「Church’s」
¥81,000+tax
←その他の「Daja(ダジャ)」板倉直子さんの着こなしはこちらから
Profile
板倉直子
島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書に『大人のための かしこい衣服計画』(主婦と生活社)。この連載では、2月、4月、8月、10月に1週間特集として登場予定。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。