服部みれいさんの最旬冷えとりスタイル
text&photo:編集者、「呼吸ラボラトリー」「amine」主宰 アマミヤアンナさん
1週間特集の2日目は、『マーマーマガジン』編集長で文筆家、服部みれいさんのご登場。ファッションのベースは“冷えとり”だというみれいさんに、この冬、お気に入りの冷えとりスタイルを見せていただきました!
さっそく、1つ目のコーディネートはこちら。
「ヂェン先生の日常着」のワンピース、「えみおわす」のパンツ、ボトムスの中には「金伴繊維」の絹のレギンスと「大法紡績」の冷えとりシルクスパッツを重ね、足元は靴下10枚前後に「バンズ」のスニーカー。
「美濃はすごく寒くて、ここで暮らすために今まで冷えとりを続けてきたのかな、って思うほど。はく靴下の枚数はもはや数えてなくて、その日の感じではけるだけはいています。基本は8枚で、ファッションを楽しみたいときは特別に6枚以下に
ワンピースはサイドに深いスリットが入っていて、この日みれいさんは同系色のパンツを合わせていましたが、差し色のパンツを重ねたり、中に何を合わせるかでいろいろと楽しめそうです。
「バンズ」のスニーカーは冷えとり用に買ったそう。サイズを2つくらいあげて、靴下は10枚重ねではいています。「バンズ」なら手に入りやすいし、値段もお手頃。冷えとりをはじめたばかりで、どんな靴を合わせればいいかわからず困っているという方には、特におすすめです!
首元は着物のあわせのようなデザインなので、スカーフを挟むことも。この日は誕生日にもらった「エルメス」のスカーフに、「セリーヌ」のシンプルなピアス、とハイブランドを合わせて。最近は着物っぽい、民族っぽいものが着たくなるというみれいさん。
「ウエストを腰ひもでしばるようなブータンの服とか、アジアの山岳民族の服とか、古代のどこの国のものかわからないようなものが好き。今までだったら巻かなかったスカーフも合わせてみようかなとか、遊びごころは断然出てきましたね。東京だと目に入る情報からアイデアを得ていたけど、今はもう自分の中から出てくるもので勝負するしかないというか、それが楽しい! 工夫力がつきました」
2つ目は、白のコーディネート。
古着のシャツコートに「TOOGOOD」のシャツコートを重ね、微妙な色みやサイズ感の違いで生まれるグラデーションが素敵! パンツも「TOOGOOD」なので、セットアップの雰囲気も。
「ドクターマーチン」の黒いブーツで足元を引き締めているのもポイント。サイズが小さめなので、靴下は6枚。下半身を重ね着する冷えとりスタイルには、どっしりとしたブーツは強い味方です。
vol.3は、服部みれいさんおすすめの、冷えとりグッズやコスメをご紹介します!
→1週間特集「服部みれいさんと『エムエム・ブックス みの』」
Profile
服部みれい
『マーマーマガジン』編集長、文筆家、詩人。2015年春、岐阜・美濃市に編集部ごと移住し、8月にショップ「エムエム・ブックス みの」をオープン。『毎日新聞・日曜くらぶ』でエッセイ「好きに食べたい」を連載中。『murmur magazine for men 第4号』(エムエム・ブックス刊)を発売したばかりで、詩とインタビューの雑誌『まぁまぁマガジン 23号』も今春、発売予定。また、『天然生活』で2016~2018年に連載していたエッセイが1冊の本に。『みの日記』(地球丸)。2月下旬発売です。
http://hattorimirei.com
http://murmurmagazine.com
アマミヤアンナ
「呼吸ラボラトリー」、手編み靴下ブランド「amine」主宰、編集者。いくつかの出版社を経て、2011年秋『マーマーマガジン』編集部へ。2015年春にフリーランスとなり、さまざまな活動をしている。
「呼吸ラボラトリー」http://kokyulaboratory.com
「amine」http://www.amine-teami.com
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