板倉直子さんのデイリースタイル【春編】 #2デニムの着こなし
『大人になったら、着たい服』で人気の板倉直子さん(セレクトショップ「ダジャ」ディレクター)の日々のおしゃれをご紹介するマンスリー連載。【春編】第2回は、デニムコーディネートのお話です。大人になった今、デニムを格好よくはきこなすには? 板倉さん流のコツがスナップから見えてきましたよ。
デニムは定番中の定番「リーバイス」"505"です。ネイビージャケットにボーダー、デニムにローファーという組み合わせは、20代からずっと好きで着続けています。でも、そのバランスは今の自分に合うように少しずつマイナーチェンジしています。たとえば、「アルブル」のジャケットは小さめサイズでコンパクトに。ウエストがシェイプされた女性らしいシルエットになるので、紺のジャケットでも”学生”っぽくなりません。
こちらは、数年前から「Daja」でも展開している「リゾルト」のデニムです。「リゾルト」はメンズブランドなのですが、あえて太めの”711”をゆったりとはくと、女性らしいシルエットに。トップスの「バラクータ」の赤い裏地に合わせて、スカーフ、ベルト、靴に小さく赤を効かせてみました。
このデニムも、実は上の写真と同じ「リゾルト」”711”です。足首より上でかなり短くカットすると、ガウチョパンツのようなシルエットになり、まったく違う印象になります。柄のきれいなスカーフや細めのベルトを合わせて、きれいめに。そんな組み合わせも大人ならではのデニムの楽しみ方ですね。
こちらは旅先での1枚。上の写真と同じ短め丈の「リゾルト」”711”です。たくさん歩くけれど、ちょっときれいめなレストランにも……。旅先では、カジュアルとエレガントのバランスに悩むものですが、濃い色でこのシルエットなら、デニムといってもカジュアルになり過ぎず、ちょうどいい塩梅に。白シャツと革ベルト&革靴を合わせて、上品さをプラスしました。
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