Tシャツこそ、女らしく
大人になるほど、カジュアルのさじ加減が難しい……と感じる今日この頃。そんなアイテムの筆頭として、このところTシャツが気になってたまりません。
各ブランドから趣向を凝らした「大人Tシャツ」が登場していて目移りしてしまいますが、いつか着てみたいな~と憧れているのが、こちらです。
『大人になったら、着たい服 2016春夏』の「機能とおしゃれ」特集でもご紹介している「45R」のシルクニットTシャツ。お値段は少々張るのに、すぐさま完売してしまうという噂の一着です。
憧れたきっかけは、デザイナーの井上保美さんご自身が、なんとも格好よく着こなしていらっしゃったこと!
『井上保美さんのクロゼットから』(井上保美著・主婦と生活社刊)より
あくまで“Tシャツ”であることを忘れない、ごくごくスタンダードなデザイン。なのに上品な女らしさが漂う一番の理由は、光沢を抑えつつもしなやかなシルクで作られていること。フィットしすぎず、でもすっきり見える身幅や、そのまま外に出して着ても、ウエストにインしてももたつかない丈感も、重要なポイントだそうです。
いつもエレガントなライター・和田紀子さんも、取材後に即買いに走ったというこの一枚。実際に着てみて、その魅力を実感したそうです。そんな和田さんが着ている姿を見て、また欲しくなるという無限ループ(?)に……。
そうそう、『井上保美さんのクロゼットから』では、組み合わせ方のほか、着たあとの仕上げとして襟をキュッキュッと引っぱって少し浮かせ、こなれ感ときれいな首元を演出するという驚きの裏ワザも! 手持ちのTシャツでも真似できそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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