小松貞子さんのコーディネートレッスン その1
悩みを抱える3人の方に小松さんがしたアドバイスは、意外や「今のままでいいんですよ」というひと言。
自分の「いいところ」を輝かせるのがおしゃれの第一歩です。
CASE1:井上智美さん(ピアノ教師)
<井上さんのお悩み>
●シンプルな服を着ると、「普通」になりすぎてしまう
●冷え症なので靴下を履きたい。足元をスッキリ見せるにはどうしたらいい?
「小松さんのようにシンプルで格好いいおしゃれをしたいのに、私が着ると『ただの普通』になっちゃうんです」と井上さん。でも、「普通でいいんじゃない?」と小松さん。その上で今年らしい太めのチノパンを提案。ベースとなるボトムをかえると、コーディネートが一気に新鮮に。自分らしさを否定しないこともおしゃれ上達のコツです。
<LESSON1>
いつものデニムを今年らしい
チノパンにかえてみましょう
ワイドなチノパンはカジュアルでありながら、きれいめなコーディネートをつくるのに役立つアイテム。白シャツと合わせると上品。
<LESSON2>
ハイカットの
黒のブーツで
キリリと引き締めて
冷え症で、ソックスを重ね履きしているという井上さん。そこで、小松さんはハイカットのブーツを提案。「足元を黒で引き締めると全体がすっきり見えます」
<LESSON3>
さらにコートをプラス
ドルマンスリーブで、ガウンっぽく着こなせる一枚。たっぷりしたサイズ感なので、中に厚手のセーターを着ても。
<本日のレッスンまとめ>
『普通』が井上さんらしさです。
だから、そのままでちょっとプラスするだけでいいんです。
photo:和田直美 text:一田憲子
もっと詳しい内容は、ただいま発売中の
『大人になったら、着たい服 '18-'19秋冬』でご紹介しています。
ご覧になってみてくださいね。
Profile
小松貞子
「カルバン・クライン」「アスペジ」などの企画、デザインに携わった後、現在は自身のブランド「R」を手がける。東京・東神田のショップは木・金・土曜日開店。
message@r2.dion.ne.jp
http://rmessage.jugem.jp
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