小松貞子さんのコーディネートレッスン その1

大人になったら、着たい服
2019.03.04

悩みを抱える3人の方に小松さんがしたアドバイスは、意外や「今のままでいいんですよ」というひと言。
自分の「いいところ」を輝かせるのがおしゃれの第一歩です。



CASE1:井上智美さん(ピアノ教師)

<井上さんのお悩み>

●シンプルな服を着ると、「普通」になりすぎてしまう
●冷え症なので靴下を履きたい。足元をスッキリ見せるにはどうしたらいい?

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「小松さんのようにシンプルで格好いいおしゃれをしたいのに、私が着ると『ただの普通』になっちゃうんです」と井上さん。でも、「普通でいいんじゃない?」と小松さん。その上で今年らしい太めのチノパンを提案。ベースとなるボトムをかえると、コーディネートが一気に新鮮に。自分らしさを否定しないこともおしゃれ上達のコツです。


<LESSON1>

いつものデニムを今年らしい
チノパンにかえてみましょう

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ワイドなチノパンはカジュアルでありながら、きれいめなコーディネートをつくるのに役立つアイテム。白シャツと合わせると上品。


<LESSON2>

ハイカットの
黒のブーツで
キリリと引き締めて

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冷え症で、ソックスを重ね履きしているという井上さん。そこで、小松さんはハイカットのブーツを提案。「足元を黒で引き締めると全体がすっきり見えます」


<LESSON3>

さらにコートをプラス

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ドルマンスリーブで、ガウンっぽく着こなせる一枚。たっぷりしたサイズ感なので、中に厚手のセーターを着ても。


<本日のレッスンまとめ>

『普通』が井上さんらしさです。
だから、そのままでちょっとプラスするだけでいいんです。

 

photo:和田直美 text:一田憲子


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Profile

小松貞子

こまつ・ていこ

「カルバン・クライン」「アスペジ」などの企画、デザインに携わった後、現在は自身のブランド「R」を手がける。東京・東神田のショップは木・金・土曜日開店。
message@r2.dion.ne.jp
http://rmessage.jugem.jp

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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