小松貞子さんのコーディネートレッスン その3
悩みを抱える3人の方に小松さんがしたアドバイスは、意外や「今のままでいいんですよ」というひと言。自分の「いいところ」を輝かせるのがおしゃれの第一歩です。
CASE3:山口節子さん (美術教室主宰)
<山口さんのお悩み>
●つい黒の服ばかりを選んでしまう
●体型をカバーしながらすっきり見せたい
美術教室を営む山口さん。「カジュアルな服を着たいけれど似合わなくて。無難な黒に落ち着いてしまうんです」 そこで小松さんは上品なグレーのコートをすすめました。「黒にも合うし、お手持ちのオフホワイトのパンツとセーターと合わせても上品に。体型を上手にカバーしてくれる、美しいシルエットのコートを一枚持っていると、手持ちの服を合わせるのが楽しみになるはず」
<LESSON1>
靴を茶色にかえてみる
いつもの黒のパンプスを茶色のややメンズライクなレースアップシューズにかえるだけで、足元にアクセントが生まれ、コーディネートにメリハリがつく。これは山口さんの私物。
<LESSON2>
コートならグレーがおすすめ
明るめのグレーのウールコートは、どんな色の服とも相性がよく、いつものコーディネートに新鮮さをプラスしてくれる。
<Variation>
手持ちの服もコートでさらに新鮮に
オフホワイトのワイドパンツとシルクウールのセーターは山口さんの私物。グレーと白の上品な組み合わせで軽やかに。新しい自分と出会えるよう。
<本日のレッスンまとめ>
新しく取り入れるのはコートだけ。
手持ちのアイテムとの組み合わせで
「自分らしさ」をバージョンアップさせます。
photo:和田直美 text:一田憲子
もっと詳しい内容は、ただいま発売中の
『大人になったら、着たい服 '18-'19秋冬』でご紹介しています。
ご覧になってみてくださいね。
Profile
小松貞子
「カルバン・クライン」「アスペジ」などの企画、デザインに携わった後、現在は自身のブランド「R」を手がける。東京・東神田のショップは木・金・土曜日開店。
message@r2.dion.ne.jp
http://rmessage.jugem.jp
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