オンオフどちらも活躍する服 ~菓子研究家・高石紀子さんの着こなし~
『365日のクッキー』や『やさしい甘さのバナナケーキ、食事にもなるキャロットケーキ』など、シンプルな作り方なのに、本格的な味わいを楽しめるお菓子のレシピ本が話題の高石紀子さんが、ナチュリラ春号に登場! ベーシックな中に、ウキウキとした気分になれる春アイテムをプラスしたコーディネートを紹介していただきました。
*****
高石紀子さんお気に入りのブルーのワントーンコーデは、プラスするアイテム次第で、オン(仕事中)とオフ(お出かけ)、どちらでも活躍してくれます!
●仕事中は……
エプロンをプラス
春になるたびに袖を通したくなる、さわやかなサックスブルーのコットンシャツ。ほどよく色落ちしたデニムを合わせるのが、この時季の定番です。キッチンで焼き菓子の試作をするときは、まっさらな気持ちで臨めるよう、「エシリーナ」の真っ白なエプロンをつけて。
イベントなどで人前に出るときは、意識して明るい色のエプロンをセレクトします。きれいな朱色のものは、友人のお母さまによるお手製だそう。
●出かけるときは……
アクセサリーとシルバーの靴をプラス
同じシャツ+デニムに、エッジの効いた小物を合わせれば、お出かけコーデにも。この春の冒険アイテムとして手に入れた、シルバーの「レペット」がアクセントになっています。
「シルバーは一見派手だけれど、普段よく使うグレーに近い感覚なので、意外と取り入れやすかったです」
ブルーと相性のいい黄色を差し色に。レザーブレスレットは「エルメス」。ハイブランドのものは、飽きずに長く使えるところがいいところです。
「ナチュリラvol.45」より
photo:加藤新作 text:福山雅美
Profile
高石紀子
京都、神戸、パリで製菓を学び、パティスリー・レストラン勤務を経て独立。近著に『こっくり甘い濃厚プリン、まろやかな食感の伝統菓子フラン』(主婦と生活社刊)。
http://norikotakaishi.com
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。