ロングシャツ&ジャケットの新鮮バランス
【春気分を楽しむ服 ②】
4月のおしゃれさんコーディネートを担当させていただく、島根県松江市でセレクトショップ「Daja」を営む板倉直子です。
4月8日(月)から12日(金)まで5日間連続でお伝えいたします。
春は急に暑くなったり寒くなったり、アウター選びに頭を悩ませます。
今回は春先にぴったりなコットンリネン素材のサファリジャケットのコーディネートをご紹介します。
私の住む松江市にある大きな湖、宍道湖。
海水と淡水の混ざる汽水湖ではたくさんの魚介類がとれます。
シジミをはじめ代表的なものは宍道湖七珍といわれ江戸時代から親しまれています。
その全部が言えるかどうかで地元愛の度合いがわかります(笑)。
ちなみに宍道湖七珍とは、スズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シジミ・コイ・シラウオの7種類です♪
湖畔で一休憩。
目の前では水鳥たちが可愛らしく泳いでいます。
キラキラと光る春の湖。
宍道湖の夕日はとても美しいので、いつか皆様に訪れてもらえたら、と思っています。
今日のコーディネートは、新しいバランスに挑戦。
長め丈のクルタシャツにワイドパンツを合わせ、すっきりとしたサファリジャケットを羽織ってみました。
この春は、ジャケットから覗くロングシャツが気になります。
クルタシャツと呼ばれるインドの男性が来ているロングシャツをデザインソースに作られた、「HAND ROOM WOMEN’S」らしい上質なクルタシャツ。
程よく透け感のあるサラリとした上質なコットンは、雰囲気のある着こなしを楽しむことができます。
今日のコーディネートのテーマは「インド×サファリ」。
オリーブ色のサファリジャケットにカーキのパンツを合わせ、白いクルタシャツで仕上げてみました。
深めのスリットにポケットの裏地がガゼットのように覗くのがクルタシャツの特徴。
私はそのデザインが気に入ったのですが、実はこの直角に手を入れるポケットは、クルタシャツの実用的な仕様。
他の人に手を入れられづらく、盗難防止の意味合いもあるそうです。
クルタシャツには色違いの黒もあるんです。
チャコールのようにも見える、涼し気な「黒」。
黒いシャツには色違いのネイビーのワイドパンツを合わせてみました。
「ブラック×ネイビー」も私のお気に入りの色合わせの一つです。
風が抜ける、涼しいクルタシャツとリネンワイドパンツ。
まだ肌寒い時には長袖Tシャツとレギンスを合わせても。
サファリジャケットを持って旅に出たくなるような、お勧めの春のコーディネートです。
・・・
サファリジャケット
「HAND ROOM WOMEN’S」
¥27,000+tax
クルタシャツ
「HAND ROOM WOMEN’S」
¥24,000+tax
リネンワイドパンツ
「michel beaudouin」
¥18,000+tax
ハット
「Santelli Francesca」
¥5,900+tax
ギリーシューズ
「DIVINA」
¥45,000+tax
←その他の「Daja(ダジャ)」板倉直子さんの着こなしはこちらから
島根県松江市学園南2-12-5 HOYOパークサイドビル1F
TEL:0852-24-0112
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
http://allo-daja.com
Profile
板倉直子
島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。4月19日(金)に、新しい著書『頑張らないおしゃれ』(主婦と生活社)が発売予定。この連載では、2月、4月、8月、10月に1週間特集として登場予定。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。